フラミンゴボーイ

個数:
電子版価格
¥1,485
  • 電書あり

フラミンゴボーイ

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月23日 20時19分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092906273
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

歴史のひとこまを力強く描く感動作品

一人のイギリス青年が、一枚のゴッホの絵をきっかけに訪れた南仏カマルグで、原因不明の高熱におそわれ動けなくなる。辺りにはフラミンゴが無数飛んでいた。気を失った後、助けられた家で不思議な話を聞くことになる。
第2次世界大戦の末期、南仏の田舎町カマルグにもナチスはやってきた。
そこで何が起きたのか………?
それは、フラミンゴと話ができる不思議な力を持つ少年とロマの少女の物語だった。




【編集担当からのおすすめ情報】
『戦火の馬』など、数々の児童文学書賞を受賞しているマイケルモーパーゴの新作長編。モーパーゴは、現代英国児童文学を代表する作家として、2018年に勲章を授けられている。
戦争をテーマに多くの作品を執筆。
本作品は、フランスの南部、フラミンゴの生息地カマルグが舞台となっている。ナチスが侵攻してきたフランスで、何が起きたのか・・・。フラミンゴを愛する少年とロマの少女の物語。

内容説明

始まりは、一枚の絵。その絵に導かれて歴史に埋もれた遠い過去へと長い旅に出る。フラミンゴと話ができる不思議な力を持つ少年と少女の切ないけれど優しい物語。

著者等紹介

モーパーゴ,マイケル[モーパーゴ,マイケル] [Morpurgo,Michael]
1943年にイギリスのハートフォード州に生まれる。小学校の教師をしながら物語を書きはじめ、ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など数々の賞を受けてイギリスの児童文学界を代表する作家となった

杉田七重[スギタナナエ]
1963年東京都に生まれる。小学校の教師を経たのちに翻訳の世界に入り、英米の児童文学やヤングアダルト小説を中心に幅広い分野の作品を訳す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

75
知的障害はあるけれど動物を癒す力があるロレンゾの一家と、ロマの一家の交流。暗い戦時中の話だが、この話の中には、悪人はあまり出てこない。侵略者であるドイツ軍の伍長も、侵略者という顔の下に子ども好きの優しい顔を持っている。おそらくは、ユダヤ人やロマに対する迫害はもっと過酷なものだっただろうが、それは、作者は、優しい話を書きたかったのだろう。心優しいロレンゾの周囲には、悪人は要らない。2019/12/16

☆よいこ

73
YA。部屋に飾っていた1枚の絵がきっかけで旅に出たヴィンセントはフランスの沼地の脇で死にかけた。助けてくれたのは人里離れた牧場で暮らすロレンゾとケジア。ロレンゾはフラミンゴや動物達と心を通わす不思議な男性で、言ってることは分からないけれど純粋で優しかった。ケジアは弱ったヴィンセントを看病してくれた。快復していく中で、ケジアはこの牧場であった、過去の戦争の話をしてくれた。ロマであること、壊れたメリーゴーランドのこと、フランスにやってきたドイツ兵のこと等…▽廻るメリーゴーランド『アヴィニョンの橋の上で』2020/08/30

アカウント停止

44
今まで読んだ著者の作品(戦下の馬、象と旅した戦争の冬)の中では一番良かった。時代は第一次大戦、ナチスの統治下。迫害を受ける民族の少女と自閉症の少年が友情を育んでいく。このような状況下では尚更、社会的少数派に厳しい世界。この世は弱肉強食だが、強い者が弱い立場の者に手を差し伸べる世界であってほしい。この作品に登場する「彼」のように。敵と味方の垣根を越えた愛、与えられた希望と勇気に涙。フラミンゴの群れが飛翔する美しい風景、楽しいメロディを奏でながら回るメリーゴーラウンドが名脇役。こういう作品は好きです。 2020/09/12

万葉語り

44
夏休み課題図書の1冊。南フランスの片田舎に住む、動物と深く心を通わせることができる発達障害の少年とジプシーの少女が迎えた戦争。ただ日常を慎ましく生きているだけなのに迫害され、居場所を奪われる。フラミンゴは日常と平和の象徴でその声が聞こえない愚か者が世の中には多数派としていて、世界を足踏みさせるのだと思う。2020-1502020/08/15

長くつしたのピッピ

27
第二次世界大戦中の占領下のフランスの村を舞台に発達障害の少年とロマの少女の物語。どちらも世間的には、少数派で異質。当時のナチスの蛮行から激しい迫害を受けずに終戦を迎えた事に安堵した。定住しないロマの習性や組み立て式メリーゴーランドなど、ヨーロッパ文化への理解の及ばない不思議な感覚で読み進めた。けれども、夕闇の中で松明に照らされ長閑なアコーディオンの奏でる音楽と共にゆっくりと回るメリーゴーランドを想像すると、ワクワクとした気持ちになった。この二人の子どもを取り巻く大人も素敵。良書2022/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14484947
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。