泥

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092906228
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

これまでにない近未来パニック小説

タマヤたちの小学校は、立ち入り禁止の森に囲まれていた。森には、サンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを研究しているらしい。

タマヤの大事な友だちマーシャルは、いじめっ子の存在に悩んでいた。この日も、いじめっ子チャドが待ち伏せしていることを知り、いつもの道をさけて帰ろうと森の中に入り込む。心配したタマヤも後を追った。しかし、このことに気がついたチャドが、追いかけてきたのだ。
森の中でつかみ合いになり、タマヤは、マーシャルを助けるために、足下にあった泥を投げつけた。ブクブクと泡を出している無気味な泥、手に取ると生暖かい。タマヤとマーシャルは、必死にその場を逃げ出した。

翌日、いじめっ子は、学校に来なかった。
そして、タマヤの手にできた水ぶくれは、どんどんひどくなり、広がっていった。

"あの泥"が原因に違いない!

あの森で、なにか恐ろしいことが起きている・・・・・・。
何が起きているのか?





【編集担当からのおすすめ情報】
映画化もされ、世界中で数百万部を超えるベストセラーとなった『穴』の著者として知られるルイス・サッカーの新作。
近未来を舞台に、環境問題、社会問題と言った大きなテーマと、子どもたちのいじめや、友情のあり方を描いたエンターテインメント。

ルイス・ サッカー[ルイス サッカー]
著・文・その他

千葉 茂樹[チバ シゲキ]
翻訳

内容説明

その学校は、立ち入り禁止の森にかこまれていた。森には、人知れずサンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを育てているらしい。学校で、森で、農場で、少しずつ、少しずつ、なにかが起きている予感が…。近未来パニック小説?!

著者等紹介

サッカー,ルイス[サッカー,ルイス] [Sachar,Louis]
1954年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学卒業。弁護士の資格も持つ。『穴』(講談社)で全米図書賞、ニューベリー賞など多くの賞を受ける。作家としてのキャリアはすでに40年

千葉茂樹[チバシゲキ]
1959年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。児童書編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

127
ヤングアダルト向けだと読み始めてから気付いたが、読書メーターにはタイトルの横にちゃんと(児童単行本)て出てるんだ...気付かなかった。主人公は小学校高学年くらいの男女3人。幼いし、大人が望むいい子すぎる子もいて、健気さがかえって気の毒に思えるほどなのだけど、子供の持つ勇敢さにそれでも感動してしまった。二乗の数式がこんなに怖いものだとは...。この作家の有名作、『穴』も読まなくちゃ。2018/10/07

NAO

85
いじめ問題と環境問題がミックスされた話は、タマヤとマーシャルとチャドに起こった話と、その3ヶ月後に開かれた聴聞会が交互に描かれていくという構成で、ミステリっぽくなっている。自分も泥にふれているからこそ、タマヤは、その泥をチャドの顔に投げつけたことを後悔し、チャドの身を案じて森に探しに行く。そのやさしさが、心にしみる。そして、チャドがマーシャルをいじめる理由を話すのだが、それがまた、なんとも哀しい。いじめっ子にも、いじめっ子になる理由があるのだ・・・。2018/10/09

ゆのん

81
児童書なので字が大きくページもそんなに重くないが、内容はとっても面白かった。不良の同級生からの待ち伏せを避けるため立ち入り禁止の森へと入る。そこには恐ろしいモンスターが。私立学校の10の美徳を盾に勇気と優しさでモンスターに立ち向かう少女タマヤが本当に可愛い。タマヤの善良な心にウルッとしてしまう。2018/07/15

honyomuhito

73
タマヤは十の美徳を地でいく善良さでもって訪れる恐怖に立ち向かっていく。善良さが災いを呼ぶこともあるし、解決のきっかけになることもある。いじめっ子のチャドの家庭環境による不安定さ。幼なじみのマーシャルの思春期特有の複雑さ。しかし彼らは本当の危機が訪れた時に、自己を投げうって守るべきものに助けようとする。たまには心を洗わないと心のアクが溜まっていきますからね。美徳が10個は無理でも2~3個くらいは心に抱えて生きていきたいものだと思いつつ読了。 https://chirakattahondana.com/泥/2019/08/25

☆よいこ

72
YA。児童書。パンデミックの恐怖▽いじめっ子に追いかけられ森に逃げ込んだマーシャルとタマヤ。タマヤは森の中で気味の悪い泥沼を見つけた。追いかけてきたチャドに殴られたマーシャルを助けるために、タマヤは片手で泥をすくってチャドの顔に投げつけた。その場を逃れた二人だったが、タマヤの腕に発疹と水膨れが現れる。翌朝チャドが行方不明になっていると聞かされる。タマヤはチャドを救おうと、再び森に行く▽36分毎に2倍に!菌が体内で増えていく恐怖。無機質に数字が増えていくところが恐怖感をそそる。面白かった。2020/04/16

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