詩人になりたいわたしX

個数:
電子版価格
¥1,584
  • 電子版あり

詩人になりたいわたしX

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月01日 05時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 424p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092905887
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

詩で描く家族と恋と友情の心揺さぶる物語

主人公のシオマラは、神さまのことなんか、ぜんぜん信じてない。
「女の子は、いけません。いけません。いけません」
信仰心厚い母親に、こう言われるたびに、
「自分はなんてちっぽけなんだろう」って感じるんだ。

ハーレムに暮らす少女シオマラは、厳格な母親に猛反発しながらも、「言葉」の持つ世界に惹かれていく。
高校のポエトリースラム部で詩のパフォーマンスというものを知り、自己表現の世界にどんどんのめり込んでいく。
「言葉は、ありのままの自分を解き放つ手段」、そのことに気がついたシオマラは、いろいろなことから自由になれた。



【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、作者にとっての2作品目となります。
全米図書賞、ボストングローブ・ホーンブック賞、マイケル・L・プリンツ賞、カーネギー賞と、大きな児童書の賞を総なめにした話題作品です。
読者が選ぶ賞も数々受賞していることからも、いかに読者から支持されているかがわかります。
全編、詩で描かれているために、心に直接響くのかもしれません。YA世代から、大人まで、勇気づけられる物語です。

内容説明

ハーレムで暮らす十五歳の少女シオマラは厳しい母親に猛反発していたが、高校のポエトリー・スラム部で詩のパフォーマンスを知り、自己表現の世界にどんどんのめり込んでいく。全編を詩で描く家族と恋と友情の物語。全米図書賞、カーネギー賞、ボストングローブ・ホーンブック賞、ゴールデン・カイト賞、マイケル・L・プリンツ賞他、数多くの文学賞を受賞。

著者等紹介

アセヴェド,エリザベス[アセヴェド,エリザベス] [Acevedo,Elizabeth]
詩人、作家。ニューヨーク市出身。両親はドミニカ共和国からの移民。ジョージ・ワシントン大学パフォーミング・アーツ・コースの文学士号とメリーランド大学クリエイティブ・ライティング・コースの創作学修士を取得している。ポエトリー・スラム(詩のパフォーマンスを競う大会)の全米大会優勝者。現在、ワシントンDCで夫と共に暮らしている。2冊目の著書『詩人になりたいわたしX』で2018年全米図書賞(児童書部門)、ボストングローブ・ホーンブック賞(フィクション部門)、2019年マイケル・L・プリンツ賞、2019年カーネギー賞を受賞、2019年ゴールデン・カイト賞ヤングアダルト・フィクション部門オナーに選ばれるなど、多数の賞を獲得した

田中亜希子[タナカアキコ]
銀行勤務を経て、翻訳者に。読み聞かせの活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

25
“ノートのなかにかくれていたのは、それが泣かずにいる唯一の方法だったから。”母との確執、はじめての恋、兄の秘密、ポエトリー部と仲間達との出会い自分を表現することとは…。全篇詩で綴られた物語。読んでいるうちに胸のあたりがかあっと熱くなってきて、だんだん視界がにじんでくる。 この本のこと、この本に書かれた詩のことを、いますぐ誰かと話したいような、高揚した心持ちでありながら、この気持ちの高ぶりをどう伝えたらいいのかわからずとまどいもする。たぶん、書くのがいいのだろう。私もノートを取り出して。2021/04/19

星落秋風五丈原

24
文章が詩みたいに配置されていた。2021/03/15

スイ

21
わーーーーん! 終盤はボロ泣きだった…。 良い本を読みました…。 厳格な母の元、ノートにこっそり言葉を綴る高校生シオマラ。 家庭環境、宗教、男に消費されたくないけれど憧れや欲望もある揺れ。 様々な悩みを詩に書くことで時に耐え、時に戦う彼女の姿に心が揺さぶられた。 ポエトリークラブに入ってからの彼女の眩いスパーク、聖書を語る母との対決、恋の行方…。 一つ一つが愛おしくて胸がギュッとなる。 十代に入ったら、娘にも渡したいな。2021/03/13

そらこ

17
わたしシオマラは、ニューヨークのハーレムに暮らす10年生のドミニカ人。母親は信心深くて言動に厳しく、シオマラは息苦しい。ボーイフレンドができ、先生からポエトリー部にも誘われる。でも、どちらも母親の意に沿わない。爆発しそうな日々の気持ちを、詩のように言葉で綴る。ふつふつと静かに波打ちながら流れていた言葉が、ラストで嵐のように激しく打ち付けてくる。独り立ちするとき、自分と親のあいだで葛藤するティーンズの気持ちが、赤裸々にあらわされている。信仰などの環境は違うけれど、日本の子どもたちも共感できると思う。2021/05/03

ズー

16
とてもよかった!母親が毒親すぎたり、シオマラの宗教感とかもすごくよく分かるし、ティーンズの禁じられたキュンキュンする恋模様とかたまらん。心の拠り所であり、才能に満ち溢れるノートいっぱいの詩。それが彼女を支えて強くする。詩っていいもんだなぁと思った。したくないことはしなくていい、やりたいことを胸張ってやればいいってこと。1番オッと思ったのはアマーンの自分を捨てた母への、考え方と言葉かな。2021/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17281337
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品