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やせっぽちの死刑執行人〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784092905450
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

日英同時発売のダレン・シャン新作

世界的人気作家ダレン・シャンの新作単行本です。
主人公の少年ジェベルの国は死刑執行人がとても名誉ある地位だ。その三男のジェベルは兄ふたりに比べると、小さくてやせっぽちで、父の地位は継げないであろうと言われています。でも、ジェベルは強さに憧れ、死刑執行人になるための試練の旅に出かけます。奴隷のテル・ヒサニと冒険の旅を続けるうち、ジェベルは「人間とは何か」と考えるようになります。
ダレン・シャン氏のハラハラドキドキ小説世界に、読者はいつの間にか引きづりこまれ、主人公と一緒に試練の旅を始めてしまいます。
どんなに救いのない世界にいても、希望は花開く・・・と、作家は伝えています。

【編集担当からのおすすめ情報】
小説「ダレン・シャン」で世界的作家になったダレン氏の新作が本国イギリスと同時発売です。シリーズものが多い中で、この本は一冊完結(日本では上・下巻)です。9.11テロ以降に世界で起きたいろいろな事件に触発されて書いたそうですが、やはりダレン作品はおもしろい!

ダレン・シャン[ダレンシャン]
著・文・その他

西本 かおる[ニシモト カオル]
翻訳

田口 智子[タグチ トモコ]
イラスト

内容説明

主人公ジェベルと奴隷テル・ヒサニの試練の旅は続く。危険な旅、苦難の道。はたして日の神サッバ・エイドの元にたどりつけるのか、非情に徹して無敵の力を得ることができるのか…。

著者等紹介

シャン,ダレン[シャン,ダレン][Shan,Darren]
1972年、ロンドン生まれ。大人向けの作品で作家としてデビューし、『ダレン・シャン―奇怪なサーカス』で子ども向けの本に進出

西本かおる[ニシモトカオル]
京都府生まれ。東京都在住。東京外国語大学卒

田口智子[タグチトモコ]
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuna Ioki☆

17
2078-298-70 ダレン・シャンらしいダークファンタジーであり結末。今一度自分の価値観が正しいのか?と問わずにはいられない作品。宗教問題、死刑問題、奴隷制度に基づく差別は欧米的価値観ではあるがそれらが正しいと言えるのか?途中で出てくる悪党のブレアとブッシュはどこぞのお偉いさんを皮肉ってるんだろうな。児童書がこんなにダークでいいのだろうか?w2021/10/24

くろり - しろくろりちよ

11
※ネタバレ注意※予想よりはハッピーエンドだったことに逆に驚き。ジェベルは旅から戻り広い視点で世界を見るようになり、死刑執行人という職業を継ぎつつも誰も殺すことはなく…。旅の犠牲、テル・ヒサニの命はあまりにも大きかったけれど、それも手を下したわけではないというのは救い。全てはうまくいかないけれど、その中にも救いを作っている部分が好ましい。2012/07/16

みー

8
物語は坂道を転げるように、過酷さを増していく。カリバニズも入ってきて、読んでいて憮然とした面持になる・・。しかし、見違えるように少年が心身ともに成長していく様を見られて、我が子を思う親のような心境で嬉しくなる。自分とは相違なる文化や宗教に触れた時に、どう考え、どう接するのか・・。自分の無知を自覚し、世界を受け入れる度量が問われる。この本は、児童書だが大人も十分に考えされられ、読んでも損はない作品だ。2015/12/04

紅羽

7
図書館本。過酷なジェベルとテル・ヒサニの旅。その中で自分だけの強さを見付け、辿り着いた道。最後はどうなるのかハラハラしましたが、良い結末で良かったです。テル・ヒサニの死はやっぱり残念だったな…。2016/02/14

こめっこ

7
次々に襲いかかる試練に、どうなるのかと思いながら速攻読破しました。ダレン氏の作品はダークですが、面白いですね!一緒に旅したのがテル・ヒサニだったから主人公が成長できたんでしょうね。2011/02/09

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