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ピーター★パン イン スカーレット

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784092905344
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

『ピーター・パン』の物語が誕生して100年、その公式の続編が生まれました。『ピーター・パン』の著作権をもっているロンドンのグレート・オーモンド・ストリート子ども病院が、世界中の作家を対象として、ネヴァーランドでのピーターの冒険の続きを書く作者を決めるコンペティションを行ない、みごと選ばれたのがこの作品です。 物語は、大人になったかつてのネヴァーランドの仲間たちが、子どもに戻って再び冒険の旅に出るところから始まります。しかし彼らがみたのは、荒れ果てたネヴァーランドと、すさんだ心のピーターでした。子どもたちは、緑豊かなネヴァーランドを取りもどすことができるのか? フック船長の宝はどこに? そして謎のサーカス団長の正体は…? 子どもも大人も楽しめるファンタジーです。

こだま ともこ[コダマ トモコ]
翻訳

ジェラルディン・マコックラン[ジェラルディンマコックラン]
著・文・その他

内容説明

第一次世界大戦のつめあとがまだ色濃く残る1920年代―毎夜、悪夢にうなされる大人たちがいました。彼らに共通しているのは、かつてネヴァーランドでピーター・パンといっしょに冒険の旅をしたということ。「ネヴァーランドで、なにか悪いことが起こっているのよ」ウェンディの言葉に、彼らはふたたび島へもどることを決意します。そして、もう一度ネヴァーランドを目にしたとき、そのすがたは、すっかり変わってしまっていたのです。いえ、変わっていたのはネヴァーランドだけではありません。ピーター・パンもまた…ネヴァーランドを、そしてピーター・パンを変えたものとは、いったい…?百年の時をこえて、ジェイムズ・マシュー・バリからジェラルディン・マコックランへと引きつがれ、新たなピーター・パンの物語が始まります。

著者等紹介

マコックラン,ジェラルディン[マコックラン,ジェラルディン][McCaughrean,Geraldine]
1951年イギリス生まれ。テレビ局勤務を経てオックスフォード大学に学ぶ。卒業後、出版社で児童書や教科書の編集にたずさわった後、児童文学作家として活躍。「アラビアン・ナイト」の再話で高い評価を受ける。『不思議を売る男』(偕成社)でカーネギー賞とガーディアン賞を受賞

こだまともこ[コダマトモコ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。文化出版局で雑誌の編集にたずさわった後、児童文学の創作と翻訳をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイ

13
バリ自らがピーター・パンの著作権を寄付した病院による、公募で選ばれた由緒正しき続編。 選ばれるだけの魅力がある作品だと思う、でもでもやっぱりオリジナルのファンの私には冷静に読めない…! この人はこんなことしない!とか、どうしても思ってしまう…。 あと、ジェンダー観がちょっと古い感じがする…。 オリジナル自体が「女の子=お母さん役」と決め付けていたりとジェンダーで引っかかるところはある(それは時代がそうなので、問題があることと良い作品であることは両立すると思っている)ので、続編として仕方ないところも2020/09/13

Shiori

2
中学生の頃から気になっていた本。大学生になって読むと、ひらがなが多く、逆に読みにくいと感じた。内容は細々とした、イギリスの文化や歴史等、今なら理解できる背景があり、幼いときに読んでも、成長してから読んでも楽しめる作品なのではないかと思った。ピーターパンに不可欠なフック船長がなかなか登場しなかったが、やはり謎の男ラヴォッロで当たりだった。また、現実世界とネバーランドが思ったより簡単に行き来できることに驚いた。2014/06/21

ゲシャン

1
ピーターパンの公式続編。 ピーターパン自体に触れたのは何十年も前のせいか、まずキャラが分からない。 あと文章が読みにくかったです。。。 かつてネヴァーランドへ行って戻ってきた大人たちが再びネヴァーランドに行く話。 結局ピーターは大人になれないということなのか。 2021/03/06

調“本”薬局問悶堂

1
夢々した印象がないからピーター・パンって好きなのだ。麻薬のような作用がある。 この続編の著者はきっとかなりピーター・パンを好きだけど、でもやっぱり今の時代を生きてる。それなのに話が少し分かりにくい。 でも、ネバーランドに秋が来て、冬が来るなんて考えただけで恐ろしくて、そこはすばらしい。 きっと作者自身がピーター・パン症候群じゃなかろうか?または崇拝者。 あぁ、妖精の粉に“よって”、早くネバーランドに行きたいな。 《2020年5月 登録》2020/05/28

なっこ

1
だれもがお金持ちになれるわけじゃない。だれもが強くなったり、かしこくなったりできるわけじゃない。だれもが美しくなれるわけでもない。けど、ぼくたちはみんな、勇敢になれるんだよ!そうなれるって自分自身に言い聞かせればね。自分の心に『ひるむんじゃないぞ!』って言い聞かせれば。英雄のようにふるまえば…そしたら、みんな勇敢になれるんだよ!危険に真正面から向きあえるし、喜んで出会うことができる。P221 死ぬってことは、きっとすごい冒険なんだろうな。2011/01/03

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