ルルとブロントサウルス

ヴィオースト，ジュディス【文】〈Ｖｉｏｒｓｔ，Ｊｕｄｉｔｈ〉/スミス，レイン【絵】〈Ｓｍｉｔｈ，Ｌａｎｅ〉/宮坂 宏美【訳】

小学館（2011/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 155p／高さ 20cm
• 商品コード 9784092905191
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

出版社内容情報

恐竜をペットにしたかった女の子の物語。

小学低?中学年向けの翻訳読み物。わがままな女の子、ルルのほしかった誕生日プレゼントは、ブロントサウルス！パパやママのいうことを聞かずに森に行ったルル、やっとのことでブロントサウルスを見つけました！ところが、ペットになるのは何とルルの方だというのです・・・。史上初（？）の優しい恐竜VSわがままっこのバトルの始まりです！


【編集担当からのおすすめ情報】
おもしろかわいいイラスト満載です！あちこち出てくる著者のツッコミコメントも笑えます！長い読み物が苦手な人でも楽しく読める一冊です！

ジュディス ヴィオースト［ジュディス ビオースト］
著・文・その他

レイン スミス［レイン スミス］
イラスト

宮坂 宏美［ミヤサカ ヒロミ］
翻訳

内容説明

ルルはわがままな女の子。たんじょう日のプレゼントにおねがいしたのは、なんとブロントサウルスでした！恐竜さがしにでかけたルル、どうなることやら？！―。

著者等紹介

ヴィオースト，ジュディス［ヴィオースト，ジュディス］［Ｖｉｏｒｓｔ，Ｊｕｄｉｔｈ］
絵本・児童書から一般小説、詩、ノンフィクションまで、さまざまな分野で活躍しているアメリカの作家。ワシントンＤＣ在住

スミス，レイン［スミス，レイン］［Ｓｍｉｔｈ，Ｌａｎｅ］
日本でも人気の高いアメリカの絵本作家・イラストレーター。ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞などを受賞。ブックデザイナーの妻モリーとともにコネティカット州に在住

宮坂宏美［ミヤサカヒロミ］
弘前大学人文学部卒業。会社員を経て翻訳家に。宮城県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mntmt]

一番目の終わり方が好きかも！

2017/03/26

[花林糖]

（図書館本）我儘娘のルルとブロントサウルスの奇想天外な物語。途中までどうなるのか？と思いながら読了。読後感は◎。レイン・スミスの挿絵も良かった。

2017/04/22

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

誕生日プレゼントにブロントサウルスをリクエストしたルル。今までどんなわがままも聞いてもらっていたから、無理と言われても…。そこで自分で探しに行くことに。

2023/04/05

[kokotwin]

どこにでもいそうなとってもわがままな女の子ルル。自分ののぞみをかなえてもらえない！ってわかったら、泣き叫んじゃう。でも、それだけじゃなくて、自分で今回は恐竜を探しに出かけていっちゃった。とにかくどんな物が出ててきたって負けない強さには、どこかうらやましく思っちゃう。最後の終わり方が、３パターンもあって、おもしろかった。

2014/06/14

[MOMO]

駄々をこねるのがとーーっても上手なルルちゃんのお話は、＜わがままを突き通したら、痛い目にあう＞などという道徳的なものではなく、むしろ＜子どもなんてぇものは、ある日突然大人になっちゃうものなのよ。しかも自分で勝手に！＞という、置いてきぼりを食らった大人サイドの寂しさを感じてしまったわ。（それって、わたしが年をとったせい？）　そして、煮え切らない作者のせいでラストが三パターンあります。どれが良いかは、読んだ人の気持ちしだい？

2013/07/10