Super! YA<br> はみだしインディアンのホントにホントの物語

個数:

Super! YA
はみだしインディアンのホントにホントの物語

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月19日 22時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092905146
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

インディアンとして、保留地で生まれ育った主人公の“オレ”。ある日、オレは、保留地を出て、白人のエリート学校に通うことを決意した。それは、一つの冒険であり、大きな発見だった。自分の居場所を探し続ける少年のリアルでユニークな感動作品。本文の合間に挿入されている漫画が、痛烈でおもしろい。
2007年全米図書賞受賞後、ボストングローブ・ホーンブック賞受賞など、数々の文学賞を受賞。
「シリアスな中に、強烈なジョークがきいている絶品!!」(「パブリッシャーズ・ウィークリー」誌より)、「実体験から生まれたリアルで力強い物語。」(「カーカス・レビュー」より)など、各書評でも絶賛されている。

シャーマン・アレクシー[シャーマンアレクシー]
著・文・その他

エレン・フォーニー[エレンフォーニー]
イラスト

さくま ゆみこ[サクマ ユミコ]
翻訳

内容説明

インディアンとして、保留地で生まれ育ったオレ。ある日、オレは、ここを出て行くことに決めた。ここを出て、白人のエリート学校に通う。それは、一つの冒険であり、大きな発見だった。自分の居場所をさがしつづける少年のリアルでユニークな生き方に感動!全米図書賞受賞、ボストングローブ・ホーンブック賞受賞、アメリカンインディアン図書館賞、北米図書賞、ワシントン図書賞、オデッセイ賞、ピーターパン賞などなどなど…受賞多数。

著者等紹介

アレクシー,シャーマン[アレクシー,シャーマン][Alexie,Sherman]
1966年生まれ。ワシントン州のウェルピニットにある先住民保留地で育つ。リアダン校を卒業後、奨学金を得てスポケーンのゴンザーガ大学に進み、その後ワシントン州立大学に転校する。作家としては詩人として出発し、1993年出版の短編集『ローン・レンジャーとトント、天国で殴り合う』でPEN/ヘミングウェイ新人賞を受賞。小説家、脚本家としても活躍中。初のYA小説となる『はみだしインディアンのホントにホントの物語』で全米図書賞など数々の賞を受賞した

フォーニー,エレン[フォーニー,エレン][Forney,Ellen]
1968年フィラデルフィア生まれ。1992年からプロのイラストレーター・漫画家として活動を始める。シアトルにある芸術大学でコミックスについて教えてもいる。現在はシアトルに住んでいる

さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

112
インディアン保護区で、生まれた時に脳に水が溜まっていて、普通より10本も多く生えてきた歯を医療費の関係でまとめて一日で抜かなくてはならなかった男の子。彼の、タフで、楽しくて、タフで、厳しく、愛のある、笑いと涙の話。しかし、笑えない。先住民がなぜ居住区に閉じ込められているのか。彼らの誇りはどこに?ニューメキシコのグラウンドゼロを訪れた時、その周りにインディアン居住区があることを知り衝撃を受けた。彼らは被曝しているはず。Native Livesもmatterである。2021/02/27

星落秋風五丈原

31
BOOKMARK1号紹介。北米先住民作家のアレクシーによれば「70%が事実」とのこと。BOOKMARK訳者紹介文によればこの中で「白人の学生も葬式には出るが、インディアンの自分が出る回数が彼等と比べて格段に多い」という文がある。酒に飲まれている酒飲みという描写があり、いかにもだらしない印象を与える。だから彼等は定職に就けず、低収入で、アンドリューは父親の背広を着ていかなければならないのだと結論づけたくなるだろう。だが、違う。もともと彼等のものだった土地を奪うため、耐性のなかった酒を先住民族に勧めた過去が 2023/08/11

ワッピー

28
シャーマン・アレクシーの自伝的YA小説。水頭症のネイティブインディアンの少年が白人の高校で受け入れられるプロセスの中で、閉塞状況にある居留地の恐ろしい現実が描写されます。家族や周りの人々がすべてあきらめてアルコールにおぼれ、死んでいくのが当たり前の日常では、「あきらめない」ことは並大抵ではない強さが必要ですよね。転校先の白人側が妙に物分かりが良かったり、高校対抗のバスケの試合でかつての親友ラウディを出しぬいてシュートを決めたりという「ほんとかい?」はありますが、主人公のユーモア感覚と明るさに救われます。2012/12/24

seacalf

25
保留地で育つインディアンの若者について何を知ることができる?この本を通して、その一端にでも触れられたらと思ったが、予想以上に型破りな主人公。そして予想以上に型破りな家族と友人達。どう控え目に言っても悲惨な境遇を強いられている保留地に住む人々と自分達のことを、独特のユーモアを交えて語ってくれる。破天荒なストーリーだけど、ほぼ事実なんだそうな。諦めや悲観の殻から飛び出した主人公アーノルドの行動力が痛快。ネイティブアメリカンに限らず、れっきとした差別が蔓延るこの世の中に、爽やかな風穴を開けてくれる一冊。 2016/12/11

Ecriture

23
2007年全米図書賞YA部門受賞作であり、大ベストセラー。先住民居留地に暮らす主人公が白人が大多数の学校に転校し、白人からの人種差別とインデイアンからの裏切り者扱いの双方に悩みながら成長していく。自慰行為・暴力・アルコール依存症の描写をよく思わない保護者から、子に読ませたくないと学校や図書館にクレームが入りまくることでも有名な一冊。2015/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/333909
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品