Super! YA
トゥルー・ビリーヴァー

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092905023
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

不幸な境遇、絶望があたりまえの街。
「自分の信じるものは何?」。
ひたむきな少女は、大学に行くことを決意する…。

2001年全米図書賞受賞、ゴールデンカイト賞受賞
2002年マイケル・L・プリンツ オナー賞受賞
2002年カーネギー賞候補

世界7か国翻訳出版

ヴァージニア・ユウワー・ウルフ[ヴァージニアユウワーウルフ]
著・文・その他

こだま ともこ[コダマ トモコ]
翻訳

内容説明

ラヴォーンの人生の目標は、大学に行くこと!でも、ラヴォーンの毎日は、悩み事でいっぱいだ。近ごろはすれ違ってばかりの親友のマートル&アニー。突然、受けることになった、特別授業。そして、一番の悩み事は、大好きなジョディのこと。前向きに生きる若者の感動ストーリー。

著者等紹介

ウルフ,ヴァージニア・ユウワー[ウルフ,ヴァージニアユウワー][Wolff,Virginia Euwer]
オレゴン州ポートランド生まれ。大学を卒業してから結婚し2児をもうけた後、小学校、高校で英語を教える。後に離婚。50歳を過ぎてから執筆をはじめ、現在は教職をやめて作家活動に専念し、ヤングアダルト向けの作品を書き続けている。デビュー作品で国際読書協会賞ほかを受賞して以来、数々の賞を受賞している。邦訳は『レモネードを作ろう』(徳間書店)

こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳を始める。白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

30
BOOKMARK10号紹介。同著者『レモネードを作ろう』続編。表紙絵からは想像できないが、ラヴォーンの住んでいる地域はスラムである。進学率も低い。幼馴染が揃って同じ学校で卒業式を迎えるのは稀だ。父親も間違いによって撃たれている。地域に残って活性化を目指すと言う方法もあるが、危険な地域でもあり、やはり都会に出て進学し、必要な知識と経験を得なければならない。「結局何を信じるかは自分が決めていくしかない。True Beliver=真の信者とはそういうものだ」という著者の強いメッセージが感じられる。2023/08/10

joyjoy

10
「レモネードを作ろう」続編。牧師の言葉が心に残る。ゲイは地獄へ落ちるのか?というラヴォーンの質問に応じながら、「…わたしたちは、おたがいを排斥するためにこの世に生まれてきたわけではありませんからね」、「わたしたちにできるのは、望むことだけですよ。信じているからこそはっきり言えるんです」、「もし地獄があるとしたら、それは、わたしたちがおたがいを愛せなくなったときのことです」と。科学を学びながら、宗教や信じることについて悩むこともあるだろうが、わたしは可能性を信じている、と言えるようになったラヴォーンが素敵。2025/01/30

ぱせり

10
ラヴォーンの強さしなやかさ勤勉さに打たれる。散漫に思えた様々な喪失の間にたくさんの希望の種も撒かれ、いつのまにか育ってきている。おぼろげに描いていた彼女の進路もより具体的になってきた。ジョリー一家とともにラヴォーンのこれからが気になります。新しい仲間たちのことも。2009/07/18

tellme0112

7
ああ、爽やか…。いいな。これ、受験生のときに読んだら励まされそう。絶対不可能なくらいの失恋したときとか。2019/02/10

Olga

7
ラヴォーンが暮らしている地域がどんなところなのか、前作よりも具体的に描かれているように感じました。ラヴォーンやジョリーたちのその後が気になるので、3作目の邦訳が出るのが待ちきれません。2009/08/03

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