ファイアーウィング―銀翼のコウモリ〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 381p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784092904538
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

コウモリが主人公の動物ファンタジー第3弾

「シルバーウィング」、「サンウィング」に続くコウモリが主人公の動物ファンタジーの最終巻。前作のラストで彩翼コウモリのマリーナと結婚した銀翼コウモリのシェードはグリフィンという子宝に恵まれる。グリフィンはいたずら盛り、ふとしたきっかけで人間たちから火を盗むことを計画するが、その最中にコウモリの女の子ルナを死に至らしめてしまう。自責の念にとらわれたグリフィンは地下深く閉じ篭るが、大地震に遭遇し「死後の世界」に迷い込んでしまう。そこには死者となったルナが存在していたが、彼女にはもはや記憶というものがなかった。姿を消したグリフィンを追って、父のシェードもまた「死後の世界」をめざす。しかし、そこには死んだはずのシェードの仇敵ゴスもまた来ていた。

内容説明

「さぁ、ぼくの命をあげよう!」死後の世界に迷い込んだ息子を追って全てを賭けた冒険が始まる。世界17カ国で翻訳された動物ファンタジー。感動の最終章。

著者等紹介

オッペル,ケネス[オッペル,ケネス][Oppel,Kenneth]
1967年、カナダ、ブリティッシュコロンビア州ポートアルバーニ生まれ。12歳ごろから作家を志し、14歳のときに書きはじめた初の小説が作家のロアルド・ダールに認められ、17歳のときに出版される。現在までに児童・ヤングアダルト向け小説20点、一般向け小説1点を発表、カナダなどで多数の賞を受賞している

嶋田水子[シマダミズコ]
上智大学外国語学部英語学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oyasumi

4
臆病な子コウモリのグリフィンはある事故をきっかけに異世界へ迷い込む。グリフィンは、そして彼を追った父シェードは故郷へ戻ってこれるのか? 前巻までのハラハラドキドキよりも、善と悪、生と死について考えさせられる。 「おまえはおまえで、ほかのコウモリを殺しているではないか…それを善だの悪だのと言えるのか?」2024/02/10

あつぼう

2
この巻で銀翼コウモリシリーズは完結します。今作ではシェードとマリーナの子供グリフィンが活躍します。父親シェードとは違って臆病なグリフィン・・・。でも様々な試練を乗り越えて父親のように勇敢になっていきます。シェードがグリフィンに言った【怖がっていてもちゃんとやってのけた。それが勇敢というものだ。お前の事を誇りに思う】ってセリフが凄く印象的でした。宿敵ゴズも再登場してドキドキハラハラしながら読みました。これでこのシリーズが終わってしまうのは悲しいです。2005/09/10

コウヤ

1
シェードが父親らしくて良かった(^^♪

おおとのさま

0
もうこれで、シリーズ終わりか・・・ 小学生の息子は、この終わり方は納得がいかないらしい。 私としては、意外ではあるkど、こんな終わり方もあるんだな・・・ と思うけど。2012/05/14

あろんそ

0
また思わぬところへ話がころがり、面白かった。コウモリの視点がやはり新しい。いろいろなものがおさまるところへおさまり、物語がひとつの終わりを迎えた、という感じがした。2008/10/17

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