出版社内容情報
鬼才、大伴昌司氏の怪獣図解原稿を再現!
大伴昌司氏は20数年前、精力的にウルトラ怪獣の内部図解を行いました。その影響力は甚大で、今も伝説的に語りつがれています。本書は斬新なアイディア、発想に満ちた大伴氏の原稿をそのまま再現し解説を付します。
内容説明
天才、鬼才とうたわれ、今なお多くの人に語りつがれる大伴昌司。20数年の時をタイムスリップし、幻といわれるウルトラ怪獣図解の原稿が、ここによみがえる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIRACLE
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大伴昌司の怪獣図解の原画を、エース、ウルトラマン、セブン、新マン、ウルトラQの順に紹介した本。放送作家の大伴は、少年誌の巻頭記事に、オリジナルの怪獣図解を精力的に発表した(小学館の『怪獣図解入門』が有名)。円谷プロは、ウルトラマンの後半から、大伴の図解に難色を示す。そのため、セブンの放送当時は、怪獣図解ができなかった。その後、円谷プロは、新マンの放送時に、小学館に図解を許可し、『怪獣図解入門』の出版にいたった。そのため、新マンの初期の怪獣には、「怪獣完全『外部』図解」という珍品も、原画で残っている。2015/02/15