レオナルド・ダ・ヴィンチの童話

個数:

レオナルド・ダ・ヴィンチの童話

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月28日 01時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784092897762
  • NDC分類 K973
  • Cコード C8097

出版社内容情報

万能の天才が残した子供たちへのメッセージ

「レオナルドは、少年・少女向きの短い童話をたくさん書き残しています。いずれも鳥獣や魚貝や草木を主人公にして、いくぶん皮肉をまじえ、ウィットとユーモアを織り交ぜた楽しい読み物となっています。自然の真理を探究し、自然の美を愛する精神のみが描けた、珠玉のような作品です」(「裾分一弘 序にかえて 万能の天才、レオナルド」より)。 1975年に発行された同名絵本を没後500年に際し、岸野衣里子さんの画で新たに編集した新版。レオナルド・ダ・ヴィンチが残した膨大なメモ書き、「手稿」の中に書かれていた童話から、イタリアの詩人ブルーノ・ナルディーニ氏が73編を選び、西村暢夫氏と渡辺和雄氏が共訳。裾分一弘氏が監修したもの。500年前に書き残していた貴重なメッセージが甦る。

「自分よりも強いものが、不幸になったのを見てからかっていると、自分も前より酷い目にあうのです」(「罠にかかったツグミ」より)

「一語、一語、厳密な言葉で主人公、話の内容、教訓といった、寓話の核心を表現している」(「ブルーノ・ナルディーニ まえがき」より)









【編集担当からのおすすめ情報】
500年前にレオナルド・ダ・ヴィンチが書き残していた童話&寓話集です。万能の天才は、果たして子供たちに何を伝えたかったのか、果たして本当に子供たちへのメッセージだったのか、など、その謎めいた人生と思考回路の一端に触れることができる貴重な資料です。大人が読んでもためになる一冊です。

内容説明

天才は、子供たちに何を伝えたかったのか?500年前に書き残された現代へのメッセージ。

著者等紹介

ナルディーニ,ブルーノ[ナルディーニ,ブルーノ] [Nardini,Bruno]
1921年~1990年。イタリアの大都市、フィレンツェの近郊スカルペリア生まれ。イタリアの現代詩人。1938年、バーニ・ディ・ルッカ賞を受賞し、詩人として認められる。以後、詩作のほか、ルネサンスの研究家としても知られた

西村暢夫[ニシムラノブオ]
1933年京都市生まれ。イタリア文化研究家。東京外国語大学イタリア語科卒業。現在はイタリア書籍の直輸入販売、イタリア料理店(高田馬場店)、イタリア語の通訳、翻訳などの業務を行う(株)文流の会長。1980年ペルティーニ大統領から教育・文化・芸術銀賞を受賞。1999年イタリア政府から大騎士賞を授かる。「伊和中辞典」(小学館)編集委員

渡辺和雄[ワタナベカズオ]
1937年~1994年。東京都生まれ。翻訳家。印度仏教学者の渡辺照宏、西洋古典学者の河野与一に師事し、研鑽する。1983年『イソップ寓話集』(小学館)で日本翻訳文化賞を受賞。翻訳本を多く手がける

裾分一弘[スソワケカズヒロ]
1924年~2016年。岡山県生まれ。九州帝国大学文学部哲学科卒。西洋美術史学者、学習院大学名誉教授(西洋美術史)。日本におけるレオナルド・ダ・ヴィンチ研究の第一人者として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

108
レオナルド・ダ・ヴィンチにこのような著作があるとは知りませんでした。レオナルドの手稿というものがあることは知っていましたがその内容がこのようなものとはまるっきり知りませんでした。どちらかというと童話というよりも寓話的な色彩が強く感じました。イソップ的な話で教訓的なおちが最後にあります。落ち着いた色彩の絵も興趣を掻き立ててくれます。2024/11/06

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

48
レオナルド・ダ・ヴィンチが残した童話集。レオナルド・ダ・ヴィンチが童話を書いていたとは知らなかった。絵、発明、解剖学、そして童話と多才。童話の主人公は動物や植物などの自然の生き物たち。ユーモアあり、ブラックでもあり、教訓めいた話が多かったですが、私は結構好みでした。自然に対する鋭い観察眼がすごい。2021/02/28

花ママ

46
読友さんの紹介で知りました。あのレオナルド・ダ・ヴィンチが童話も書いていて、日本でも出版されてたんですね。114話すべて短いお話で、お話会の最初に語ったり、語りの合い間に入れたらいいと思える話が多数ありました。シニカルで死をストレートに扱ったものも、サラッとして重苦しさがなく、小学校高学年から中・高生、そして大人にも幅広く語れそうです。2022/03/18

とよぽん

46
画家としてのレオナルドは有名だが、実は解剖学や機械工学など科学者の顔を持つ。そのレオナルドが童話を作っていたとは意外だった。寓話と言った方がよいかもしれない。登場するのは動物や植物が多く、人間は結構脇役だった。ウィットとユーモアに富む作品が多いけれど、薄幸な幼少期を過ごしたことが影響しているようで、そんな解説を読むと随分印象が変わった。一つ一つの話はとても短いが、内容は深く物事の本質に迫り、読む者に教訓や啓蒙をもたらす。児童読み物とはいえ、高学年ぐらいから?2020/04/07

♪みどりpiyopiyo♪

43
レオナルド・ダ・ヴィンチの童話を読みました。15〜16世紀の作。ラ・フォンテーヌ童話(17世紀)やグリム童話(19世紀)より ずっと前の時代の素朴なお話です。素朴すぎて「???」な話も 笑。寓話というか「こんなはずではなかったよ」なお話が多い印象。■自由と平和を尊ぶ動物や自然たちの世界に、人間は天災の様に登場します。寓意に富んだお話に、往時の人は何を思ったのでしょう? 人類の文化の(文学の)発展の歴史に想いを馳せる読書時間でした ( ' ᵕ ' ) (→続2020/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14905452
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品