ぼくたちのP(パラダイス)

個数:

ぼくたちのP(パラダイス)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月09日 08時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092897632
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

とんでもない弱点を持つユウタの成長物語

主人公の少年ユウタは、人には言えない弱点を持っていた。そのせいで、ちょっと人が苦手で、あまり友だちがいない。
そんなある夏休み、おじさんの別荘に行くことになった。
でも、そこは想像していたのとはぜんぜん違った。
5時間ものつら?い山登りの末にたどりついたのは、電気も通ってない山小屋だったのだ。
おじさんは、大学の先生で、山の保全について研究している。この山で、おじさんたちは、生徒たちとフィールドワークしているのだった。山で出会った若者たちの、どろどろになりながら作業をしている姿が、あまりに楽しそうで、ユウタもつい引き込まれてしまう。最初は、こんなはずじゃなかったと、さめていたのだが、一緒に作業するうちに、自分の居場所を見つけてしまったようだ。
「山にのぼると、人が変わるってことがよくあるけど」って、おじさんが言うとおり、ユウタもそうなのかもしれない。
学校では、あまり人とは関わらないように、一人でいることが多かったユウタも、山での生活で、少しずつ変化していく。
何がユウタを変えたのか? ユウタは弱点を乗りこえられるのか?

とんでもない山小屋での予想を超えた体験物語。





【編集担当からのおすすめ情報】
前作品『川床にえくぼが三つ』で小学館児童出版文化賞を受賞したにしがきようこさんの新作。
本作品は、山のさわやかな、すがすがしい情景が目に浮かぶような作品。山の自然と生き物が生き生きと描かれています。




目 次


プロローグ

一日目 別荘への道

光る池塘

山の男たち

二日目 道普請

ぼくの秘密

三日目 ヒメさん登場

四日目 山を守る

五日目 山の生きもの

避難小屋で

夜の嵐

六日目 下山

エピローグ




にしがき ようこ[ニシガキ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

おじさんの別荘に行くことになった。でも、そこは想像していたのとは、ぜんぜん違った。5時間もきつい山登りの末にたどりついたのは、電気も通ってない山小屋だったのだ。ぼくの優雅な夏休みは、どうなることやら?

著者等紹介

にしがきようこ[ニシガキヨウコ]
愛知県名古屋市生まれ。第49回毎日児童小説コンクール優秀賞受賞。第8回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞受賞。受賞作「ピアチェーレ 風の歌声」(小峰書店)で、第21回椋鳩十児童文学賞受賞。「川床にえくぼが三つ」(小学館)で、第65回小学館児童出版文化賞受賞。著書に「おれのミューズ!」(小学館)、「ねむの花がさいたよ」(小峰書店)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

78
読後感がとても爽やか。自分に自信のない少年が、山で一週間を過ごして沢山の気づきをもらう成長物語。大学生らと共にひたすら力仕事をする。競争するようにご飯をガツガツと食べる。電気がないからゲームもしない。そういう日々は人を浄化させてくれそうだ。環境問題についても触れられていて、中学生にぜひ読んでほしい一冊。2019/05/25

☆よいこ

46
YA。山男、山ガールにおすすめ。中学生の雄太は夏休み、おじさんの別荘に行くことにした。ところが、車から降りた目の前は登山口。3時間のがっつり登山からの避難小屋暮らしが待っていた。下界では口ベタで友達付き合いも下手で、コンプレックスまみれだった雄太が、山で湿地保全の活動をしている大学生と肉体労働をしていくうちに成長していく。カミナリ恐怖症だった雄太が、仲間のために雨の中を飛び出していくラストシーンは圧巻で、感動した。面白かった。2018/09/21

雪丸 風人

10
山でのあったかい出会いと大自然が、夏休みにこもる気満々だった少年を変貌させます。主人公は中2男子。勘違いの末に、叔父の仲間と山小屋生活をすることになった彼が、人とのコミュニケーションの喜びに目覚め、見違えるような成長を遂げていきます。彼が自分の居場所を見つけ、仲間に認められることで自信を得られるところが良かったですね。純粋に山を舞台にしたリアルな少年の物語として楽しめるストーリーなので、ピンポイントでカミナリ予知できてしまうような特別感まではいらなかったような気がします。(対象年齢は12歳以上かな?)2021/08/25

みーさん

7
音に敏感で、カミナリがあまりにも恐ろしくて、晴れ渡った空の下でも、カミナリが来るのがわかる雄太。笑われからかわれからそのことがばれないよう人と距離を置くようになった。そんなある日おじさんと山に登ることになる。2019/06/15

読書国の仮住まい

5
中学二年にして四回目の転校を経験した葛城雄太。 人見知りで人間関係を築けない。 夏休み両親が友人の結婚式に出席する間、叔父さんに誘われて別荘に泊まりに行くことに。 高速道路を通りやってきたのは麓。 そこから五時間かけて山を登りたどり着いたのは電気も通っていない山小屋、正しくは避難小屋だった。 大学で研究所を持つおじさんの教え子も滞在している。 コマドリやタテヤマリンドウ、地糖などの自然に触れていく。 そして下界では恥ですらあった雷の予知で、自信を得る。 忘れ物を取り戻しに、もう一度この山に登ることを決意。2022/04/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12891774
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品