出版社内容情報
うでずもう大会に向けて猛特訓が始まる!
弱虫で泣き虫のジュンは、何事にも自信のない少年でした。ある日、クラスで「うでずもう大会」をすることになりました。ジュンはうでずもうが大の苦手、一度も勝ったことがありません。そんなジュンを見て、担任の先生が「毎朝特訓をしよう」と提案します。お姉ちゃんは、最初は続くわけないと馬鹿にしましたが、一緒に付き合ってくれることになりました。いよいよ、三人の特訓が始まります。
さて、ジュンは、最後まで特訓を続けることができるのでしょうか。そして、本当に強くなれるのでしょうか?
【編集担当からのおすすめ情報】
心に残る作品の多い作家くすのきしげのりさんの児童読み物です。2012年10月、毎日新聞大阪本社版朝刊「読んであげて」に連載された作品に加筆し再構成してまとめました。「こんな先生がいたらいいな」と連載中も大好評でした。学校内でいろいろな問題が起きる昨今、このような作品が待望されていたのだと思います。また、「あきらめなければ、きっとかなう」という、こどもたちへの熱いメッセージのこめられた作品です。
もくじ
うでずもう
一番たいせつな力
ミキねえちゃんと母さん
父さん
トレーニングスタート
やくそく
変 化
伝説のワザ
決 意
快進撃
強 敵
ネバーギブアップ!
二十年後
くすのき しげのり[クスノキ シゲノリ]
著・文・その他
山本 孝[ヤマモト タカシ]
イラスト
内容説明
ぼくのクラスでは、うでずもうがはやっている。でも、ぼくは、きらいだ。負けてばかりだから…。そんなある日、クラスでうでずもう大会をすることになった。あーあ、どうしよう…。「続ける力」のたいせつさを教えてくれる物語。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年徳島県生まれ。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。絵本『おこだでませんように』、『メガネをかけたら』(共に小学館)が青少年読書感想文全国コンクール課題図書となる。『おこだでませんように』は第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞。また、『ふくびき』(小学館)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)と共に第3回ようちえん絵本大賞を受賞
山本孝[ヤマモトタカシ]
愛媛県生まれ。大阪デザイナー専門学校卒。「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chiaki
ヒラP@ehon.gohon
いろ
よちゃー