てつほうの鳴る浜

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てつほうの鳴る浜

  • 森川 成美【作】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 小学館(2022/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092893207
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

戦乱時代を強く生き抜いた少年の冒険物語

武士が嫌で商人になりたいと家出した少年長種は、博多を目ざそうと、無断で水軍の船倉に忍び込むが、見つかってしまう。

「武士をやめたい。おれは商人になりたいのです」
そういう長種に、水軍の大将は、
「人それぞれに決まった運というのがある。運を変えようと思うな。運に心を任せれば、かえって勇気が出るぞ」
そう言って大将は、豪快に笑い、懇意にしている商人の家に連れていって、奉公できるように取りはからってくれる。

こうして長種の新たな運命は動き出す。


元寇という史実の中で翻弄されながらも強く生き抜く少年を描くエンタティンメント。

【編集担当からのおすすめ情報】
時代背景、地域の歴史を調べ尽くして書かれた鎌倉時代の戦乱時代ファンタジー。大人も楽しめる作品です。

内容説明

長種は武士が嫌で、博多の商人の家で奉公しようと家出するが、水軍の大将につかまってしまう。「おまえに会ったのもおれの運」と豪快に笑う大将に連れられていったのは、大きなお屋敷に住む大商人の家だった。なにがあっても「運がない」とあきらめるのではなく、「運を楽しめ!」と大将は語るのだった。どうなる、長種の運命は?

著者等紹介

森川成美[モリカワシゲミ]
1957年東京生まれ、大分市で育つ。東京大学法学部卒業。第18回小川未明文学賞優秀賞受賞。『マレスケの虹』(小峰書店)で第43回日本児童文芸家協会賞受賞。季節風同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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izw

10
主人公の長種は、蒙古襲来絵詞に名前が残る竹崎季長の弟という設定。鳥飼二郎と名乗る商人、張英が宋の第五皇子という設定も面白い。未来が見える不思議な少女いとが要所要所に現れ、長種を手助けする。運命に翻弄される長種が、自分の運を楽しめと言われ、運を楽しむと決めてからは腹が座り、頼もしくなった。元の軍勢が周囲の村を襲ってから、博多湾に攻め入り、神風が吹いて撃退されるまでは、息もつがせぬスリル満点の展開だった。2022/11/25

7
時は鎌倉、肥後の国。戦が嫌いで商人になると家をとびだした竹崎長胤は、もぐりこんだ船の大将の手引で、博多の塩を商う商人のもとで働くことに。しかし、運には逆らえないのか、大きな戦いに挑むことになってしまう。元寇の戦いについてよく知らず、すでに鉄砲を使って攻めてきていたことに驚く。当時侵略されていたらまったくちがった今になっていたのだろう。2022/09/18

ねこ

6
元寇を下敷きにした物語。武士であることを嫌い、商人になろうとした少年が、ふしぎな少女と出会い、水軍の大将として元との戦に関わっていく。闘いたくなくても、闘いはやってくる。苦い。戦闘が始まってからはページを繰る手がとまらなくなった。「運命には逆らえないのだから、運を楽しめ。そうすれば、どんな運命も自分のものになる」。うん、そうだね。ラスト、主人公の兄じゃが蒙古襲来絵詞を描かせた(といわれる)竹崎季長であることがあかされる。兄じゃ、ごくろうさまでした。2022/08/19

アーサー

3
高学年以上。YAでもいいかも。 元寇を下敷きに書かれたのもの。武士を嫌い家を飛び出した主人公の長種。商人として生きていくつもりが恵まれ体格のため護衛になってしまう。 元寇を下敷きにしてるけど謎の少女いとが最後まで分からず不思議なお話でした。 水軍の大将が言った「運を変えようとすることではない。運を楽しむのだ。」という言葉が印象的。2022/09/06

tama

2
鎌倉時代、元寇前夜の博多を舞台にした話。武士として生きるよりも商人として働きたいと思う、主人公の竹崎長種。しかし、元(モンゴル帝国)の日本侵攻に巻き込まれ、戦いの場に身を投じていきます。 北条氏による支配も届きにくい北九州が舞台で、朝鮮半島との貿易で栄えていることが背景にあるせいか、船上や船乗りたちの描写が印象的です。武芸の素養があるが、どちらかといえば武士の世に未来を見出せない長種が、その資質・素養により物語に巻き込まれていく様が読み進むにつれ引き込まれます。中学生以上向き。2022/10/13

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