出版社内容情報
色不思議な力を持つ少女の色と命の物語
色に話しかけ、色を誘い出すことのできる不思議な力を持った、インディゴという名の少女。彼女が誘い出す色が村に溢れると、人々は声をあげて笑い、喜びに輝き出しました。
ある日、その噂を聞きつけた王様がやってきて理不尽な要求を突きつけました。困り果てたインディゴは、名前のまだついていない最後の色に会いに行くことに・・・。
夜明けから日没まで、そして、季節の移ろいとともに変化する空の、海の、山の、大地の、色彩のページェント。
インディゴの色を探す旅は、素晴らしい色の世界の奇跡と豊かさを気づかせてくれます。
染色家人間国宝の志村ふくみさんの「藍色」にインスピレーションを得て生まれた、宇宙の光に照らされたこの地球と私たちの「色の命の物語」。
【編集担当からのおすすめ情報】
日系アイルランド人の作者が、紡ぎ出した物語は、なんともいえない雰囲気を持っています。子どもから大人まで、神秘的な色の物語を楽しめます。
またオールカラーの素晴らしいイラストが、物語の世界を広げてくれています。
内容説明
あなたの気持ちによりそう色は何色ですか?色を見つけだし、さそいだす不思議な力を持つ少女の物語。
著者等紹介
クマガイ,クララ・キヨコ[クマガイ,クララキヨコ] [Kumagai,Clara Kiyoko]
カナダ生まれ。父の祖国日本に2018年より滞在し、取材した日本文化、社会などの記事を海外に紹介する執筆のほか、児童文学の創作を続けている。現在、津田塾大学、多摩美術大学などで英語、創作などの講師も務める
早川敦子[ハヤカワアツコ]
津田塾大学学芸学部英語英文学科教授
横須賀香[ヨコスカカオリ]
東京都出身。東京藝術大学日本画科卒業、同大学院絵画科修了。幼稚園、高校、カルチャー教室などで絵画講師を務めながら、絵本を描く。第32回日産 童話と絵本のグランプリで大賞を受賞した『ちかしつのなかで』(BL出版)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shoko.m
まいちょろ
-
- 洋書
- Martin Boyce