出版社内容情報
少年が自分の将来の夢を見つける物語
お父さんの影響で、外山くんは、ギターが上手だった。
しかし、大好きなお父さんとお母さんは、離婚することに。裏切られた気持ちで、それ以来外山くんは、ギターに触れることはなかった。
そんな外山くんの楽しみは、ギターではなく、リコーダーだ。秋の演奏会に向けて一生懸命練習していた。
そんなある日、ギターの名手だったバンドの子が、腕に怪我をして、ギターを弾けなくなってしまう。その代役として、外山くんがギターを弾くことになる。
バンド練習の中で彼が、つかんだものとは?
【編集担当からのおすすめ情報】
『こんぴら犬』で小学館児童出版文化賞を受賞した今井恭子さんの新作。
今井恭子さんが、「どうしても今、書きたかった物語」という、渾身の作品。
「みんなの学校」で注目された木村泰子先生も「学校現場が抱えている『子どもの見えない部分』をみせてくれる」「みんなに読んでほしい作品」と評しています。
夢を持てなかった少年が、夢を持つようになるまでの物語。
内容説明
少年は、父親が家を出てから、思い出のギターにはふれていなかった。しかし、ギターが得意だった少年は、小学校のバンド演奏で、怪我をした友だちの代わりにギターを弾くことになる。バンド練習のなかで、つかんだものとは…?
著者等紹介
今井恭子[イマイキョウコ]
広島県出身。上智大学大学院修士課程修了。児童文学作家。『歩きだす夏』(学研)で第12回小川未明文学賞大賞受賞。『こんぴら狗』(くもん出版)では、第67回小学館児童出版文化賞、第58回日本児童文学者協会賞、第65回産経児童出版文化賞・産経新聞社賞の各賞を受賞。日本文藝家協会会員、日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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