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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092893030
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

少年が自分の将来の夢を見つける物語

お父さんの影響で、外山くんは、ギターが上手だった。
しかし、大好きなお父さんとお母さんは、離婚することに。裏切られた気持ちで、それ以来外山くんは、ギターに触れることはなかった。
そんな外山くんの楽しみは、ギターではなく、リコーダーだ。秋の演奏会に向けて一生懸命練習していた。
そんなある日、ギターの名手だったバンドの子が、腕に怪我をして、ギターを弾けなくなってしまう。その代役として、外山くんがギターを弾くことになる。
バンド練習の中で彼が、つかんだものとは?


【編集担当からのおすすめ情報】
『こんぴら犬』で小学館児童出版文化賞を受賞した今井恭子さんの新作。
今井恭子さんが、「どうしても今、書きたかった物語」という、渾身の作品。
「みんなの学校」で注目された木村泰子先生も「学校現場が抱えている『子どもの見えない部分』をみせてくれる」「みんなに読んでほしい作品」と評しています。
夢を持てなかった少年が、夢を持つようになるまでの物語。


内容説明

少年は、父親が家を出てから、思い出のギターにはふれていなかった。しかし、ギターが得意だった少年は、小学校のバンド演奏で、怪我をした友だちの代わりにギターを弾くことになる。バンド練習のなかで、つかんだものとは…?

著者等紹介

今井恭子[イマイキョウコ]
広島県出身。上智大学大学院修士課程修了。児童文学作家。『歩きだす夏』(学研)で第12回小川未明文学賞大賞受賞。『こんぴら狗』(くもん出版)では、第67回小学館児童出版文化賞、第58回日本児童文学者協会賞、第65回産経児童出版文化賞・産経新聞社賞の各賞を受賞。日本文藝家協会会員、日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

38
学校現場にいると、子ども自身の力ではどうにもならないことに苦しんでいる、傷んでいることに遭遇します。ただその多くは見えないところが本当につらいし、何とかできないものかと怒りにも似た気持ちがふつふつと湧いてきます。2023/06/10

どら母 学校図書館を考える

18
子どもの貧困。貧困の連鎖。悲しすぎるエピソード。そこに音楽が絡んでくる。 でも救いの見えるラスト。 2022/05/10

雪丸 風人

13
楽しかった父との思い出の詰まった大切なギターは、母が棄てられた日から忌まわしさの象徴に変わった。貧しく荒んだ生活の中で12歳の少年が翻弄されつつ踏ん張るという物語。葛藤に次ぐ葛藤が重苦しくもありますが、主人公がしがらみを捨て去り、進みたい道を思い描けるようになるところは良かったですね。正直、不幸や貧困を描くにしても、ここまで主人公一家を突き落とす必要があったのかという疑問は残りました。ただ、社会的弱者の目線を知り、多様な価値観に触れるという意味では、勉強になりそうな本です。(対象年齢は11歳以上かな?)2021/03/18

柊子

11
とても良かった。久しぶりに、読みながら涙が出た。子供の力ではどうすることも出来ない、もどかしさ、悲しさ、理不尽さ、そして大人の身勝手さ。それらが一気に押し寄せてきて、読むのが辛くなる。優しくて、ギターの上手なお兄ちゃんが大好きな妹。そんな兄妹に我が家の孫たちが重なってしまい、また泣けた。「この国は貧しいんだよ!」先生の怒りが胸に刺さる。友達の三田口君とともに、これからも強く、心やさしく、生きてほしいと願う。希望の見えるラスト。2025/03/26

Mayuko Kamiwada

8
外山優太の家は母子家庭だ。 母親の仕事だけでは支払いが足りず、修学旅行に行くことを断念する。 不運が続く優太に大事にしていた妹の美咲まで失ってしまう。 暮らしていく中で、自分ではどうすることのできないままならないことに傷つきながらも前へ進む。2022/11/17

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