内容説明
緑が丘病院には、結核患者140名が入院している。やがて完全看護になるという病院だったが、婦長の反対を押しきって18歳のアキは、少年患者の付添看護婦になった。重患の少年倉島恵一の喜ぶ笑顔に接してアキは、不安から解放された。笠原一郎がリードする短歌会の若わかしい精神にもアキは魅きこまれた。そして、しだいに病院と患者の関係に関心をもっていく。
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- 和書
- モンゴルという国
緑が丘病院には、結核患者140名が入院している。やがて完全看護になるという病院だったが、婦長の反対を押しきって18歳のアキは、少年患者の付添看護婦になった。重患の少年倉島恵一の喜ぶ笑顔に接してアキは、不安から解放された。笠原一郎がリードする短歌会の若わかしい精神にもアキは魅きこまれた。そして、しだいに病院と患者の関係に関心をもっていく。