出版社内容情報
日本の仏教の礎を築いた弘法大師。
日本全国に数々の伝説が残るほど、人々から親しまれ、尊敬を集めている弘法大師。
讃岐国で生まれた彼は、卒業後に国の役人になることが約束されている大学寮で学びます。しかし、京で仏教に出会い魅せられた彼は、大学寮を中退して仏教の道へと進むことに。そして山林での修行や虚空蔵求聞持法を経て開眼し、空海と名乗ります。
その後、留学僧として唐へと渡った空海は、恵果のもとで修行し、密教の真髄に触れ、帰国します。
帰国後は「真言宗」を開き、民への布教を行うほか、寺院の建立や堤防の普請、日本初の民のための学校の設立など、多くのことに東奔西走する人生を送るのです。
【編集担当からのおすすめ情報】
数々の伝説が今なお残る空海。その伝説とは異なり、非常に人間くさい空海の波瀾の生涯を描きます。また、まんがの前後には「写真館」や「資料館」などを掲載し、より学びを深められる内容となっています。
内容説明
数々の伝説が今なお残る弘法大師の波瀾万丈な人生!!大学は中退、唐に留学するも2年で帰国―密教を究め、土木・建築に精通し、書の達人としても知られる空海が歩んだ人生とは!?
目次
第1章 仏教の道へ
第2章 仏道修行
第3章 唐で得たもの
第4章 最澄との出会い
第5章 民のために
著者等紹介
木下浩良[キノシタヒロヨシ]
高野山大学密教文化研究所受託研究員。清浄心院高野山文化歴史研究所所長。神戸学院大学及び高野山大学非常勤講師。専門は仏教考古学・高野山史
あおきてつお[アオキテツオ]
東京都出身
市田実[イチダミノル]
栃木県出身。ライター、まんが原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。