出版社内容情報
青春の情熱をのびやかに歌った代表作「みだれ髪」など時代に新しい風を吹き込んだ詩人。
<シリーズ説明>政治家、武将、科学者、まんが家など、知っておきたい日本と世界の人物をまんがと解説で紹介。貴重な資料をもとに、綿密な時代考証で裏うちし、それぞれの輝かしい生涯をシナリオライターとまんが家の共同作業で忠実に再現しています。
内容説明
晶子の生きた明治時代の日本では、戦争に行く人に対して「勇ましく戦って立派に死んでこい」といわなければならないことになていました。それに対し晶子は「戦争を憎み、命を大切に、と思うのは人間として当然の感情である。また、心の真実を表現することこそ、詩や歌の最も大切なことである」と反論して、一歩もゆずりませんでした。
目次
初めての歌集
海を見ていた少女
星の子・鉄幹
君死にたもうことなかれ
二人は永遠に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
76
図書館本 へええ…。与謝野晶子さんって源氏物語現代訳していたのか。君死に給うことなかれだけではなかったのですね。発狂旦那怖い。2022/03/31
二条ママ
5
長女小4。図書館本。途中で怖くなったところがあったけど、面白かったと。2020/09/27
majiro
5
読まなきゃ!著作!2014/05/20
みやこ うさぎ
2
娘が借りてきた本。激しい人生‥。そして鉄幹の人生も浮き沈みあり驚いた。晶子は割と順風満帆な人生。2019/05/17
あるちゃ
2
ユニークな描き方をしているなあと思いましたが、これはこれでよしと思えて面白かったです。 子供向け伝記にはよくというか必ずあることなのですが、子供に説明しにくいエピソードはうまい具合にはしょられています。 『おしん』を読んだ流れで手に取りましたが、明治時代って女性にとって変革の時代だったのだなあと改めて思いました。 そいういえば昔、昼ドラ枠でだったかな、与謝野晶子の物語をやっていたと記憶しているのですが、もう一度観たくなりました。 そのドラマの中で「歌人は美しいという意味の言葉を○個知らなければならない」と2013/06/01