出版社内容情報
激しい感情ゆえに悲劇の死をとげたゴッホの生涯を数数の作品も交えて描くまんが人物伝。
圀府寺 司[コウデラ ツカサ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
一途で、不器用で、弟だけが救いだったこの孤独な男がとてもていねいに描かれています。英雄視するわけでもなく、彼が子供のころ・神父見習い時代に起こした問題などもきちんと紹介されている子ども向けの伝記は初めてです。2023/05/17
メープル
12
『たゆたえども沈まず』を読んで、ゴッホを少し知りたくなり、これなら娘も読めそう。と、借りました。壮絶な人生を歩んでいたんだなぁ。知らないことが沢山あった。小1娘何度も繰り返し読んでいた。2021/03/18
さんもじ
6
人付き合いが苦手な人だったんだなという印象。昔だから分からないけど、精神的になにかあるのかな?写真のゴッホを見ると、根は優しいけど少し不気味な感じがした。良き理解者弟テオがいて良かった。ゴッホの絵を見に行きたくなった。2025/01/15
白としろ
5
緑のアカシアの約束。ひとりぼっちの青空。灰色の街をさまよう。白いカンバスに向かって。緑の妖精が舞う都。金色の光の中で。よみがえるフィンセント。2025/06/28
アルパカ
4
娘より借りる。ゴッホ、その名前と有名な絵『ひまわり』『糸杉のある道』等は知っていたが、どんな生涯だったのかは全く知らなかった。そして、ひまわりの意味することも、今まで考えたこともなかった。これを読んで、ゴッホが絵で表現しようとしていたものが少しだけ理解出来たような、気がした。ゴッホが探し求めていた色彩のかがやきやふるえを見たくなり、ゴッホの絵が展示されている美術館に行きたくなった。2014/10/23