出版社内容情報
昆虫の観察や実験を積み重ね、晩年、「昆虫記」全10巻を完成させた博物学者の偉大な業績。
貧しい農家に生まれたファーブルは、野原で寝るような少年労働者から、独学で学校へ入学、ついには助教授に。そして晩年の55才から代表作昆虫記を書き始め、84才の高齢で全10巻を完成させた。自然を見つめ、働くことを愛した不屈の昆虫学者ファーブルの生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
72
図書館本 怖そうな助祭さん…。確かに怖そうだけど物知りで生き物に優しい。裏でものすごい苦労していたのでしょうね。 スカラベが攻撃的なのは初耳。 ゼフィルス(だったかな)で有名なギフチョウ…。新発見したのは名和靖さんだったのですね。こちらもおいおい調べたい人物です。2022/03/20
みやこ うさぎ
6
娘が借りてきた本。お金には結構晩年まで困ってたんだなと驚いた。好きな事を突き詰めるって素晴らしい。2019/07/24
wasabi
6
【松江市鹿島公民館蔵】小学校の図書館にあった「ファーブル昆虫記」おもしろかった。数年前に奥本大三郎さんの講演会に行き、氏の翻訳本が売られていて欲しかったんだけど、すごく高くて未だに購入を躊躇している。でも、ファーブルの生涯、人柄を知り、まして奥本さんのファンだし、決意しなきゃ。それにしてもファーブルさん、64歳で再婚して後、3人も子どもをもうけたのには驚き。末っ子は71歳のときだなんて。2016/11/09
田中タイガ
4
【4年生】はじめてみたとき、虫の声って普通は聞けるでしょ?と思った。ファーブルは虫の言葉を聞いていた。2015/08/31
こゆ
3
小2、一人読み。読み聞かせは好きだが、自分で読書はしない子なので、まんが&ファーブルなら読むかな、と思い(昆虫好きなので)。子ども時代のファーブルが可愛いと言っていた。他には感想はないのか…。次は同シリーズの将棋の羽生善治さんが良いと言っていたので、一応作戦は成功した模様。2021/09/13
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