出版社内容情報
冬の花々にまつわる世界の神話や伝説12話。
野山に咲きみだれる色とりどりの花たち。その姿は愛らしく、人々の心をうちます。本書では、スイセンやツバキ、フクジュソウなど冬の花たちの美しい神話や伝説を、世界中から集めました。楽しいお話12話を収録。
内容説明
野山にさきみだれる色とりどりの花たち。その姿は愛らしく、人の心をうつ。小さな花にまつわる神話や伝説が、世界のいろいろな国で、さまざまな民族に、古くから語りつがれてきた。この本では、世界中の民話や神話から、花にまつわる物語を集めて紹介する。
目次
スイセン―自分しか愛せない(ギリシア神話)
スノードロップ―どうぞわたしの色を(ドイツ伝説)
フクジュソウ―モグラとクノメン姫(アイヌ伝説)
ツバキ―銀の枝葉に金の花(日本昔話)
ユリ―魔法をやぶる純白の花(スウェーデン伝説)
ジンチョウゲ―かおりをさがして(中国伝説)
サフラン―預言者の花(イラク伝説)
カシ ボダイジュ―いつまでもフリギアの丘に(ギリシア神話)
クローバー―幸せをよぶ葉(ヨーロッパ伝説)
モミの木―クリスマスのこびとたち(ドイツ伝説)
タバコ―悲しみを忘れて(台湾伝説)
アマ―女神がくれたリンネル(スカンジナビア伝説)
著者等紹介
立原えりか[タチハラエリカ]
東京生まれのてんびん座。O型。童話作家。童話集「人魚のくつ」でデビュー。最新作は「天人の橋」「天女のあかり」他。ジャスミン、ユリ、クチナシなど、香りのある花が好き。最近見つけたのはチュベローズだが、フラワーショップで売られているものはなぜか香りが薄い。南国で手にいれた花はどれも香りが高いのは気候のせいだろうか。北国の花は色も香りもつつましやかなのだとこの頃思う
もとなおこ[モトナオコ]
大阪生まれのかに座。A型。連載コミックや本のさし絵などで活躍。単行本に「思い出の香茶」「レディーヴィクトリアン」「悠かなり愛し夢幻」など。英国のカントリーサイドとアンティークが好き。ヴィクトリア時代が舞台のミステリーを読むのが趣味。バラの花が好きで、バラもようの小物を集めている
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感想・レビュー
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小瑠璃
Eri
sa-ki
和音