花ものがたり 冬

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 15X21cm
  • 商品コード 9784092561144
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8397

出版社内容情報

冬の花々にまつわる世界の神話や伝説12話。

野山に咲きみだれる色とりどりの花たち。その姿は愛らしく、人々の心をうちます。本書では、スイセンやツバキ、フクジュソウなど冬の花たちの美しい神話や伝説を、世界中から集めました。楽しいお話12話を収録。

内容説明

野山にさきみだれる色とりどりの花たち。その姿は愛らしく、人の心をうつ。小さな花にまつわる神話や伝説が、世界のいろいろな国で、さまざまな民族に、古くから語りつがれてきた。この本では、世界中の民話や神話から、花にまつわる物語を集めて紹介する。

目次

スイセン―自分しか愛せない(ギリシア神話)
スノードロップ―どうぞわたしの色を(ドイツ伝説)
フクジュソウ―モグラとクノメン姫(アイヌ伝説)
ツバキ―銀の枝葉に金の花(日本昔話)
ユリ―魔法をやぶる純白の花(スウェーデン伝説)
ジンチョウゲ―かおりをさがして(中国伝説)
サフラン―預言者の花(イラク伝説)
カシ ボダイジュ―いつまでもフリギアの丘に(ギリシア神話)
クローバー―幸せをよぶ葉(ヨーロッパ伝説)
モミの木―クリスマスのこびとたち(ドイツ伝説)
タバコ―悲しみを忘れて(台湾伝説)
アマ―女神がくれたリンネル(スカンジナビア伝説)

著者等紹介

立原えりか[タチハラエリカ]
東京生まれのてんびん座。O型。童話作家。童話集「人魚のくつ」でデビュー。最新作は「天人の橋」「天女のあかり」他。ジャスミン、ユリ、クチナシなど、香りのある花が好き。最近見つけたのはチュベローズだが、フラワーショップで売られているものはなぜか香りが薄い。南国で手にいれた花はどれも香りが高いのは気候のせいだろうか。北国の花は色も香りもつつましやかなのだとこの頃思う

もとなおこ[モトナオコ]
大阪生まれのかに座。A型。連載コミックや本のさし絵などで活躍。単行本に「思い出の香茶」「レディーヴィクトリアン」「悠かなり愛し夢幻」など。英国のカントリーサイドとアンティークが好き。ヴィクトリア時代が舞台のミステリーを読むのが趣味。バラの花が好きで、バラもようの小物を集めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小瑠璃

5
再読。子供のころ、ものすごくお気に入りだったシリーズ。空に舞う雪を見ると、この本のスノードロップのお話を思い出します。花にまつわる伝承とかわいらしいイラストは、今読み返しても楽しいです。スウェーデン伝説の「ユリは、気高く白い姿を投げだして、悪い魔法に打ち勝つ」という言葉を聞いて、某魔法ファンタジーに登場するお母さんを連想してしまったのは私だけでしょうか…。2011/02/17

Eri

2
娘小3図書館。 娘に、大好きシリーズ。いろいろな花の神話や物語が美しい挿絵で書かれていて、とても素敵。 いろいろな宗教観にも少しだけ触れられる気がします。 カラーの口絵がまたいいんだ!2021/07/26

sa-ki

1
ユリの話に出てきたちっちゃいおじいさんは何だったのか気になる。2014/06/11

和音

0
小学生の時にハードカバーで読み、懐かしくなって購入。今読んでも素晴らしい本だと思う。2011/02/17

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