出版社内容情報
夏に咲く花々の、楽しい神話や伝説14話。
夏の花にまつわる神話や伝説を、ギリシア神話をはじめドイツ、ブラジル、中国、ロシアなど世界中から集めました。バラやヒマワリ、エーデルワイスなど美しい花々の、楽しいお話を全14話収録しています。
内容説明
野山にさきみだれる色とりどりの花たち。その姿は愛らしく、人の心をうつ。小さな花にまつわる神話や伝説が、世界のいろいろな国で、さまざまな民族に、古くから語りつがれてきた。この本では、世界中の民話や神話から、花にまつわる物語を集めて紹介する。
目次
バラ―神がさかせたきせきの花(ユダヤ伝説)
スイレン―沼に住むむすめ(ドイツ伝説)
ヒマワリ―水の精の片思い(ギリシア神話)
カンナ―ブッダと悪魔(ミャンマー伝説)
ノコギリソウ―美しき女戦士(ギリシア神話)
バナナ―サルの大好物(ブラジル伝説)
クワ―ピラモスとティスペ(ギリシア神話)
スイカズラ―金の花、銀の花(中国伝説)
ケシ―眠りをさそう花(ギリシア神話)
スカシユリ―雨雲になった若者(ロシア伝説)
アシ―王さまの耳はロパの耳(ギリシア神話)
カンパニュラ―金のリンゴを守った少女(ヨーロッパ伝説)
ウイキョウ―天から運ばれた火(ギリシア神話)
エーデルワイス―天使が残した花(スイス伝説)
著者等紹介
立原えりか[タチハラエリカ]
東京生まれのてんびん座。O型。童話作家。童話集「人魚のくつ」でデビュー。最新作は「天人の橋」「天女のあかり」他。ジャスミン、ユリ、クチナシなど、香りのある花が好き。最近見つけたのはチュベローズだが、フラワーショップで売られているものはなぜか香りが薄い。南国で手にいれた花はどれも香りが高いのは気候のせいだろうか。北国の花は色も香りもつつましやかなのだとこの頃思う
もとなおこ[モトナオコ]
大阪生まれのかに座。A型。連載コミックや本のさし絵などで活躍。単行本に「思い出の香茶」「レディーヴィクトリアン」「悠かなり愛し夢幻」などがある。英国のカントリーサイドとアンティークが好き。ヴィクトリア時代が舞台のミステリーを読むのが趣味。バラの花が好きで、バラもようの小物を集めている
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感想・レビュー
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