出版社内容情報
古代ギリシャで自然治癒を基本に治療法を模索し、西洋医学の基礎を築いた“医聖”ヒポクラテス。人の体を傷つけないで治すという情熱と思想は、手術奨励の現代医療現場にも生きている。
目次 はじめに?「ヒポクラテス全集」 第一章 ヒポクラテス医学の全体像?警句集 第二章 医術の誕生 第三章 医の実践?観察の鋭さ、忍耐強い観察 第四章 医の実践?治療 第五章 医学の伝道者?宣伝マン 第六章 「ヒポクラテスの誓い」 おわりに リスト・オブ・インデックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
23
「食の図書館」を読んでいて、ガレノスの四体液説ぐらいは理解しといた方が良いのかと思い資料を探すもよさげなものが見つからず、さらに遡ってヒポクラテスに到達。ヒポクラテス全集の抄訳と解説が書かれた本である。訳解説者がちいと眉唾な所もありますが、字が大きくて読みやすいw その昔、アレクサンドリア図書館の司書?がソレっぽいモノをまとめてこの全集にしてしまい、内容はビミョーに矛盾したり、どう見てもヒポクラテスの書では無いモノもあるが、紀元前400年前でもここまでやったのね、という外科手術描写は結構驚き。2018/01/17
ottohseijin
0
紀元前400年頃の医学書。医聖とか医学の父とか言われてるけど、いまでは「ヒポクラテスの誓い」以外はほとんど顧られることはなく、その「誓い」も本人の著作ではなかったりする。2009/06/14
悸村成一
0
全6章+。図書館本。592018/05/03
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