地球人ライブラリー<br> 古代への情熱

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地球人ライブラリー
古代への情熱

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092510203
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0398

出版社内容情報

巨大な木馬にかくれたギリシャ兵、燃えあがる城…。この戦争は神話でも、伝説でもない。いつの日か自分の手でトロヤの遺跡を発掘しよう。少年時代の夢に人生のすべてを賭けた考古学者・シュリーマンの感動自伝。

目次 はしがき 第一章 幼い頃、及び商人時代(1822?1866) 第二章 イタカ、ペロポネソス、トロヤへの最初の旅(1868?1869) 第三章 トロヤ(1871?1873) 第四章 ミケネ(1874?1878) 第五章 トロヤ 第二次・第三次発掘(1878?1883) 第六章 ティリンス(1884?1885) 第七章 晩年(1885?1890) 解説 池内 紀 リスト・オブ・ブックス

内容説明

北ドイツの片田舎に生まれたシュリーマンは、貧しさゆえにたぐいまれな「想像力」と頑固なまでの「夢への執着心」をはぐくんだ。高等教育を受けられなかったため自ら開発した学習法で十数カ国語をマスターし、貿易商として成功をおさめて遺跡発掘の莫大な資金を稼いだ。シュリーマンの人間味あふれるエピソード。

目次

第1章 幼い頃、及び商人時代―1822‐1866
第2章 イタカ、ペロポネソス、トロヤへの最初の旅―1868‐1869
第3章 トロヤ―1871‐1873
第4章 ミケネ―1874‐1878
第5章 トロヤ 第二次・第三次発掘―1878‐1883
第6章 ティリンス―1884‐1885
第7章 晩年―1885‐1890

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン2号

7
かれこれ45年ほど前に一読したことはあるが、今回は訳者が池内紀さん、ということも手伝ってこちらを読んでみた。あたかもシュリーマンの自伝のようにこの本を紹介するのを見かけるが、決して自伝ではない。彼は自伝は書いていない。本文の多くは別の人が書いていて、内容も発掘やお宝発見のことの方が比重が高い。自伝的内容は面白く読めるが、発掘やその成果についてはそれほどの興味を持てなかった。シュリーマンの功績は紀元前の文明が地中に眠っていることを広く世界に示し、その可能性を広げたことかも知れない。途中挟まれるコラムがいい。2020/06/30

shishi

3
[A+]トロヤを発掘した男の情熱的な生涯についての本。語学勉強法や彼の習慣に関する記述は参考になる。文章の全体に情熱が満ち満ちていて、読むとこちらまでなにかやってやろうという気になってしまう。古代ギリシアについても興味をそそられる。ホメロスをぜひ読もうと思った。2013/04/16

りんふぁ

2
古代への夢でもある、と後書きにあったけど、ほんと夢を追いかけ、現実に起こしてる。凄いなぁ。2014/12/02

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