出版社内容情報
2018年NHK大河ドラマの主役、西郷隆盛の生涯を描いた、ジュニア文庫のオリジナル小説です。
内容説明
太平の世といわれた江戸時代の終わり、薩摩の国で、一人の男の子‐のちの西郷隆盛‐が誕生した。貧しい下級藩士の家の出身ながら、名君と名高い薩摩藩主・島津斉彬に才能を認められ、頭角を現していった西郷だったが、斉彬の急死により人生が一転、ついには罪人として島に送られてしまう。苦難の末、島から戻った西郷が見たものは、日本にせまる外国の脅威と、時代に取り残される江戸幕府の姿だった。日本の未来のために、幕府を倒そうと決意した西郷だったが…!?
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
長野県生まれ。『業多姫(富士見書房)』で作家デビュー。ノベライズ、児童書の著書多数。小説家になる前は考古学研究者で、現在はパズル作家も兼業している
落合弘樹[オチアイヒロキ]
明治大学文学部教授。専門は日本近代史、幕末維新史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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