出版社内容情報
映画『僕等がいた』ジュニア向けノベライズ
「記憶はいつもそこに--いる。
ほんの17歳。
どうしようもなく若く、脆く、間違えやしくじりをくり返した。
けれど、記憶はいつもそこで途切れる。
17歳の僕等がいた、あの場所で」
東京ーー。風花の舞う釧路駅のホームで高橋七美が東京に向かう矢野元晴を見送ってから5年の月日が流れていた。七美のそばには、矢野ではなく、いつも彼女を支え続けていた竹内匡史の姿があった。矢野の上京後、遠距離恋愛を続けていた七美と矢野だが、ある日を境に矢野が音信不通になってしまっていたのだ。そして七美は竹内から、空白の時間に矢野に何が起きたのかを告げられる。それは、不条理な運命に懸命に抵抗する矢野の時間でもあった……。
累計1200万部突破の国民的少女漫画『僕等がいた』が待望の映画化!前篇・後篇の2部作として公開されるうち、本書には東京を舞台に、誓った未来を願い想いを貫く“運命”の後篇の内容を収録しました。
【編集担当からのおすすめ情報】
小畑友紀先生乃原作ファンの方にも、恋愛小説をお好きな方にも、そして映画をこれからご覧になる方や見終わってさらに味わい尽くしたい方にも……ぜひ読んでいただきたい本になりました。巻頭のカラーページには、映画の数々の名場面の写真も掲載。宮沢みゆき先生の読みやすく情感溢れる文章で、永遠の純愛ストーリーを堪能してください!
内容説明
東京―。風花の舞う釧路駅のホームで高橋七美が東京に向かう矢野元晴を見送ってから5年の月日が流れていた。七美のそばには、矢野ではなく、いつも彼女を支え続けていた竹内匡史の姿があった。矢野の上京後、遠距離恋愛を続けていた七美と矢野だが、ある日を境に矢野が音信不通になってしまっていたのだ。そして七美は竹内から、空白の時間に矢野に何が起きたのかを告げられる。それは、不条理な運命に懸命に抵抗する矢野の時間でもあった…。
著者等紹介
宮沢みゆき[ミヤザワミユキ]
神奈川県湘南地方出身。作家。別ペンネームでドラマのシナリオなども執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。