出版社内容情報
累計430万部を超えたファンタジーをいよいよ廉価本化し、小学館も児童読み物の文庫シリーズを始めます。親友の命を救うために半バンパイアになった少年の大長編物語です。
ダレン・シャン[ダレンシャン]
著・文・その他
橋本 恵[ハシモト メグミ]
翻訳
田口 智子[タグチ トモコ]
イラスト
内容説明
ふとしたことから手に入れた『奇怪なサーカス』のチケット。主人公のダレン少年を待ち受ける不思議な運命とは…。大長編物語が幕を開ける。
著者等紹介
シャン,ダレン[シャン,ダレン][Shan,Darren]
1972年、ロンドン生まれ。6歳でアイルランドに移る。代表作に『ダレン・シャン』シリーズ
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京都生まれ。東京大学教養学部卒。大人向けのノンフィクションを中心に翻訳してきたが「子育てに奮闘中の現役ママ」として児童書・ヤングアダルト分野に転向
田口智子[タグチトモコ]
東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
46
スティーブも大概だが、ダレンもワルいなぁ。ヤンチャが過ぎるよ・・・。アニーが可哀想。2023/10/25
星群
33
初読み海外作家さん。切ないバンパイア人生の出発点となる巻。親友の為に選んだ道なのに、その親友に誤解され憎まれ標的にされてしまった。なんともやりきれないけど、自分でまいた種だもんなぁ、切ない。この巻で問われているのは「親友の為に死ねるか」。究極の難問、すぐに答えは出せない。巻を追えば、見いだせるだろうか。2020/11/04
おぬち
28
小学生の時に読んでたんですが、最後まで読んでないと思ったら急に読みたくなって購入。平仮名とか多くて読みづらいなと思うところはあるけども読み進めてみたいと思います。2021/03/20
マッピー
27
どうにも読後感がよろしくありません。まず、蜘蛛が苦手。ペットにしたいなんて信じられない。(ダレン)バンパイアになりたい気持ちもわからない。(スティーブ)要するに、主人公たちを好きになれんのですわ。自業自得とはいえ、まだほんの少年のダレンが、親友のスティーブの命を助けるために半バンパイアとなり、家族と別れて生きていかなければならなくなったところまでの話。多分これからダレンはいろいろな試練を受けるんだろうなあ。一度手を付けてしまったのが運の尽き。最後までダレンに付き合います。2022/08/23
とんこ
21
ハリポタと並んで児童文学の定番扱いなようですが、私の子供の頃には無かったもんで本屋で見て気になってました。一冊づつ話がまとまってるのかなと勝手に思ってましたが、ガチガチの続きものですね、一巻はまだまだ導入部でなんとも。クレプスリーが魅力的で続きが気になるところです。次巻を読みます。2023/07/16