出版社内容情報
「地球大進化」第4巻は大絶滅の謎に迫る!
NHKスペシャル「地球大進化」を同時進行でまんが化する好評シリーズ第4弾!! 今回は「大量絶滅」と題して、ほ乳類の祖先をはじめとするほとんどの生物が絶滅した2億5千万年前の大量絶滅の謎に迫ります!!
内容説明
二億五千万年前の地球を襲った生命史上最大の絶滅の危機!!95%の種が滅びた大試練はさらに苛酷な運命を用意していた!次々に襲う絶滅の試練を乗り越え生命は新たな進化を遂げた。
目次
第1章 2億5千万年前の大絶滅(南アフリカの痕跡;中国の痕跡)
第2章 大絶滅の原因(地の底から;スーパープルーム;燃える氷)
第3章 胎生への道(大量絶滅後の2大スター;卵生から胎生へ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akane
5
この本で最も驚いたのは、まず「哺乳類型爬虫類」なる生物が登場、そして絶滅、進化が一旦リセットした後に、改めて恐竜が出現していたこと。肋骨が胸までになり腹をよじれる体が哺乳類らしさとか。折角ここまで進化が進んでいたのに! 史上最大規模と言われるこのペルム紀の絶滅(2億5千万年前)は、スーパープルームによる巨大噴火や海洋大循環の停止等が原因とされる。まるで地球の中身がやわらかいゼリー状で、その中をプルームが上昇・下降しているように思え、解説を文章通りに受け止めるにはためらわれるほど想像を絶する話ばかりだった。2020/06/01
文章で飯を食う
5
初めてマンガを登録。新書と比べても、情報量に遜色なし。図の見やすさは素敵。2014/12/07