出版社内容情報
水木しげるの名著を復刊。ファン待望の書。
1974年に「入門百科シリーズ」の一冊として刊行された「妖怪なんでも入門」をタイトルを変え、復刊します。水木しげる氏の「妖怪」がブームとなり、江戸東京博物館などで「水木展」が開催されます。渦中の書です。
内容説明
数々の疑問に水木しげるが全面回答。水木妖怪学の原典が新装版で復刻!妖怪ってなに?どこに住んでる?妖怪はなぜこわい?妖怪も死ぬ?妖怪はいまもいるの?80妖怪の詳細プロフィール。日本妖怪地図。劇画『オベベ沼の妖怪』収録。
目次
第1章 妖怪を知る7つのポイント
第2章 人間の妖怪
第3章 動物の妖怪
第4章 人獣の妖怪
第5章 百鬼夜行
第6章 妖怪地図
第7章 妖怪の歴史
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居画家となり、その後、貸本漫画家に転向。1965年、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。1991年紫綬褒章、96年日本漫画家協会文部大臣賞、2003年旭日小綬章を受章。2003年3月、故郷の境港市に水木しげる記念館が開館した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
83
小学生の頃に呼んだ本♪懐かしかった(^^)子供の頃は怖いと思いながらも何故か一生懸命読んでた!不思議な世界だけど本当にいるような気がして…。2016/09/11
なかつま
25
バイブル!
莉庭Reethi
21
★★★★★★1974年に刊行された『妖怪なんでも入門』をタイトルを変え、復刊したもの。 妖怪って何、どこに住んでいるの、どうして怖いの、今もいるのなど、数々の疑問や謎について水木しげるさんが回答している。怖くて、奇妙で、ヘンテコで、でもなんだか愛しい。80妖怪のプロフィール、日本妖怪地図のほか、劇画『オベベ沼の妖怪』も収録。緻密な線や独特の点描による着彩の妙につい見入ってしまう。理性ではなく、感性による直観の純粋な形での精髄を表象していると思います。 2013/11/24
yuki
20
ゲゲゲロードにある「妖怪文庫」というお店で購入。息子用にだけど、私は懐かしい!素晴らしい!やっぱり想像力は大事だ!今の子供たちも最近の可愛いポップな妖怪だけじゃなく、こうゆうのをみて怖がって欲しい。2015/08/27
yomineko@ヴィタリにゃん
18
妖怪学(?)の先駆者、水木しげる大先生の大人から子供までを対象にした妖怪大百科。表紙がかわいいので寝室に放置していても怖くない!でも中身はちょっと怖いです。ねずみ男が300年お風呂に入っていないと知ってほんとにイヤになっちゃったw 現代社会では妖怪が出現しにくいけれど都会の片隅できっと、、、出てる!と信じています。2013/08/23