小学館の図鑑ＮＥＯ きのこ （改訂版）

保坂 健太郎【ほか監修】/大作 晃一【ほか写真】

小学館（2017/12発売）

• サイズ A4判／ページ数 160p／高さ 29cm
• 商品コード 9784092173224
• NDC分類 K474
• Cコード C8645

出版社内容情報

日本初の児童向けきのこ図鑑、改訂版が完成

小学館の図鑑NEOきのこ、［改訂版］が完成しました。

［改訂版］では、主に国や地域、または文献によって「食用」、「毒」の見解が分かれるきのこを中心に、補足説明を追加しました。
また巻頭に、これからきのこ図鑑を読む皆様へ「野生のきのこの注意点」として、図鑑をお楽しみ頂くための監修者からのメッセージを掲載しました。

日本に実際に生えるきのこ、約700種をきれいな写真と文章で解説します。
・食用きのこ、毒きのこ、猛毒きのこ
・きのこ観察に行こう
・きのこの料理
・世界で食べられているきのこ
・変色するきのこ
・光るきのこ
・きのこの中毒例

など、まだまだ不思議につつまれたきのこの生態が、この一冊でまるわかり。最新のDNA分類に基づいた掲載順なので、きのこに詳しい大人も楽しめる一冊です。
特典の「ドラえもん・のび太のびっくりきのこDVD」では、森の中へきのこ探しに出かける感覚が楽しめます。ぜひご覧ください。


【編集担当からのおすすめ情報】
まだわからないことも多い「きのこ」の世界をお楽しみ頂くために、改訂版では主に「食用」「毒」について補足説明を加えました。これから研究が進むにつれ、さらに進化していくであろうと思いますが、現時点でわかる情報を掲載しました。きのこの世界に興味を持って頂けたらうれしいです。

保坂 健太郎［ホサカ ケンタロウ］
監修

大作 晃一［オオサク コウイチ］
写真

内容説明

本書は日本で初めての本格的児童向けきのこ図鑑です。掲載種はボリューム満載の約７００種類。美しい写真とわかりやすい解説で入門にも最適。ＤＮＡ分類順によって、きのこの基本的なことから最新のきのこ情報までが、この１冊でわかります。ＤＶＤは、きのこがもりだくさんの４０分。ドラえもんとのび太といっしょに、森の中へきのこのひみつをさぐる旅に出かけましょう。

目次

担子菌類のきのこ（ハラタケ目；イグチ目；ベニタケ目など；タマチョレイタケ目；イボタケ目　ほか）
子のう菌類のきのこ（ボタンタケ目、クロサイワイタケ目；ビョウタケ目、リチスマ目、エウロチウム目；チャワンタケ目；チャワンタケ目、テングノメシガイ目、ヒメカンムリタケ目；カビ　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[帽子を編みます]

学習図鑑に「きのこ」の巻があるとは、隔世の感を禁じ得ません。カバーの裏は「いろいろきのこポスター」になっていて、「びっくりきのこDVD 」付き、原色図版に写真、至れり尽くせりです。挟まれるきのこの話題も興味関心を惹く内容です。きのこが好きな小学生には是非買って上げたい図鑑です。しかし、私が小学生だったとき、コンパクト図鑑「原色きのこ」？が家にありましたが、きのこが毒々しい感じで、見るのが嫌でした。この図鑑でも、冬虫夏草のページなど恐ろしげでうなされそうです。

2020/11/22

[あたびー]

子供用とはいえ、きのこ初心者にとっては溢れるような情報で溺れ死そうでした。やはり「食用」という文字に目が惹きつけられてしまいますが、山歩きをしてきのこを見つける楽しみも味わいたい。次はこれらのキノコたちに実際に会ってみたいものです。DVDはこれから見ます。

2020/11/25

[アイロニカ]

このシリーズは１０冊以上買い揃えているが暇つぶしに通読したので記念に登録。「きのこ好き」という設定のキャラが独特な魅力を持つように、きのこのビジュアルや生態自体にも魅惑的な趣があるものだ。母からは役に立たない蔵書だと不快感を露わにされてしまったが、世の親たちは子供のファンタジックな感性の芽を摘まないで欲しいなぁと独り言ちる。これまで毒性などの知識不足から近付くことさえ忌避しがちだったが、身近なところで野生のきのこを見つけたなら観察したり触ってみたりするのも良いだろう。なおカエンタケはNOタッチ。

2020/11/03

[圓子]

好きですきのこ。きのこ狩りやきのこ料理などの実体としてのきのこというより、その概念がすきです。観察にも行ってみたいけど、わたしは超インドア。収録数がとても多いので満腹になる図鑑。食用（要注意）、食用（生で食べると中毒）には笑う。食べることへの人間の執念よ。ところどころに挟まれる特集ページも面白かった。当然「毒キノコ」のページもあるわけで、幼いころから気になって仕方ないそれらの姿と注意書きを、また目を見開いて読んだのでした。ポルチーニ類の同定難しそうすぎでは。。ヨーロッパでの食中毒例が気になるところ。

2019/08/18

[むすこ]

かなりゾワゾワしました。。。特に妊娠中のつわりの時期だったので、なおさらでした。3歳少し前の息子も、外で生えてるキノコは怖がって苦手ですが、この図鑑の「光るきのこ」には興味があるようでした。

2024/01/20