出版社内容情報
約30年ぶりの子供向け新図鑑シリーズ。「植物」では子供に身近な植物を中心に、主に環境別に種を収録。超一流の美しいイラストと写真で、わかりやすく解説します。調べ学習対応の「やってみよう」コラムも多数掲載。
門田 裕一[カドタ ユウイチ]
監修
畑中 喜秋[ハタナカ ヨシアキ]
監修
和田浩志[ワダ ヒロシ]
監修
内容説明
約1200種の植物を紹介します。あわせてキノコ、カビ、変形菌などのなかまを紹介します。植物では、まず主に被子植物のなかまを取り上げ、「身近な植物」「山の植物」「深い山の植物」など、植物が生活する環境や場所別に解説します。次に、裸子植物、シダ、コケなどの被子植物以外の植物を紹介します。また、植物ではない、キノコ、カビ、変形菌などのなかまも分類別に解説します。
目次
場所で植物を紹介するページ(身近な植物;山の植物;深い山の植物 ほか)
なかまで植物を紹介するページ(裸子植物のなかま;シダのなかま;コケのなかま ほか)
菌類などのページ(キノコのなかま;カビ・地衣類・変形菌類)
植物の基本がわかる(植物の体と働き)
著者等紹介
門田裕一[カドタユウイチ]
国立科学博物館主任研究官
畑中喜秋[ハタナカヨシトキ]
深大寺小学校校長・野外植物研究会
和田浩志[ワダヒロシ]
東京理科大学助手・野外植物研究会
岡田比呂実[オカダヒロミ]
園芸執筆家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜雫―私は翡翠が好き。ということで写真変えました。―
7
午前中に暇潰しに読んだ本。イチョウのもう一つの名がアララギってびっくり。2014/08/29
さくら@絵本記録
6
【5歳10ヶ月】以前近所に生えている草の名前を調べるために購入した図鑑。しばらく本棚で眠っていましたが、幼稚園にある木が桜なのか梅なのかでお友達と意見が割れたそうで、久しぶりに引っ張り出してきました。『桜と梅の違いわかったよ!《え》の長さが違うんだって!』『へぇ〜。ところで《え》ってなぁに?』『わかんない…お絵かきの絵のこと…?』枝のことかな?そこはわからんのかいと笑ってしまった。その後は毒がある植物を探してました。子どもってなんで毒とか危険生物とか好きなんだろ。2023/03/04
Nyami
6
有川浩さんの「植物図鑑」を読んでから、家にあったので読んでみました。ノビルやヘクソカズラ、山菜などものっていました。ただ、つくしは食用とは書いていますが、食べるときはやっぱりイツキの教えを守らなければなりませんね^^ あと、植物採集をするときは詳しい図鑑を持っていくより...私はイツキを連れて行きたいっ!(笑)2010/12/03
moe
3
p110どんぐり図鑑 p111縄文風どんぐりクッキー 全体的にとてもわかりやすく並べられている2015/08/08
小鳥遊 和
2
植物を知るための本を探している。以前、和田浩志氏の講演を興味深く聴いたのを思い出し、名前で検索して本書を見つけた。内容は子供向けというには惜しいほど充実している。特に、和田氏のこだわりが感じられる図版が良い。講演では独自の認識論を語っていた。「植物の名前を知って満足しないでほしい。首相やスポーツ選手の名を知っただけでは彼らと友達にはなれない。彼らから尊敬される人物になって初めて彼らと友達になれる。方法論を自省しつつ植物を観察し考察して初めて、植物は私たちに進化と適応という個性を見せてくれる。」至言である。2024/07/23