出版社内容情報
ツバメなど渡り鳥の生態を美しい絵で描く。
生きものたちの様々なくらしを大迫力のイラストとやさしいお話でいきいきと描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
71
図書館の検索サービスで娘が「鳥の絵本がいい」と言うので、「ツバメ」で探したところヒットした絵本。「渡り鳥」としてのツバメにフォーカスを当て、子育てを終えたツバメが日本を離れ、そして、再び日本に帰ってくるまでを追う。ツバメのヒナは生まれて3週間で巣立ち。そして、9月からはフィリピンやマレーシアに向け4000kmの旅路に。ハヤブサに襲われたり、洋上の嵐を船の上でやり過ごしたりと、厳しい旅。南国では食べて休んで眠るだけ。子作りは「春の日本」で。ツバメ以外にも、南国の色鮮やかな鳥や、他の渡り鳥のイラストが豊富。2016/04/24