出版社内容情報
『昴』愛蔵文庫版、完結第6集!
永遠のダンスを求める女王プリシラ・ロバーツとの”ボレロ”同日同演目対決が、ついに開幕!!
「限界」のその向こうへ、観客をも導こうとする二人の舞台は…!?
NYを、そして世界を席巻する、すばるの伝説はまだ始まったばかりだ…!
【編集担当からのおすすめ情報】
すばるの葛藤と成長を描いた『昴』は、このNYボレロ編までをもって第一部完となります。単行本全11巻→文庫全6巻、実はとてもお得です! 6巻まとめて、すばるの強く美しい軌跡をお楽しみください。
また、このつづきは続編『MOON』にて!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きなこチロル
2
【完結】すばるとプリシラのボレロ。二人のバレエに対するスタンスが違っていて面白い。「有史以来、真に偉大な芸術家は皆、必ず死ぬまで完全に誤解され、十分な評価を受けることが決してなかったということなの。」正当な評価がなくとも後世に残せたのであればすごいこと。『SWAN』のラストの真澄を思い出した。ボレロ編が終わり、すばるの恋?イノセントワールド編。何か唐突だった。続編『MOON』あり。『彼らの名は永遠に生き続ける』《この尋常ならざる舞台をこのコは、ただ“取引(ビジネス)”として踊(や)っていたのだ。》2014/10/06
nadaha
0
本当におもしろくて夢中でページを捲った。ボレロを通じてロボアニメのごとく精神体になってぶつかり合う二人。誰もを夢中にさせずにいられない二人に惹かれる。最後の唐突で取ってつけたような恋愛展開はイマイチ必要なのかわからなかったけど、こういう芸術分野では男(or女)を知ることによって感性や芸風が変わっちゃうそうだけどどうなるんだろうなー。まぁ普通にすばるちゃんも歳相応の女の子としての幸せや生き方を求めてもいいとは思うんだけどね。「踊らされてる」と作中で言わせるんだから、バレエに人生を捧げてほしいな。2013/07/28
bubusubu
0
今回、文庫化されたので読んでみました。曽田さんの漫画はあいかわらずですね。め組の大悟といい、どうしてこんな解釈ができるのかな。すごいです。おもしろい・・・。2013/06/23
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