感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
28
再読。うしおととらの旅は続く。うしおととらの絆がちょっとずつ深まっていくのが微笑ましい。★★★★☆2016/06/01
ぱんちゃん
13
東の長と一鬼(ひとつき)出てきました。アニメ化にあたって、2クールしかやらないという話から夫と一体どこを削ったら良いのかって話をしたときに、どこも削れる場所がない後々のあの壮大なラストに向けて誰一人、どのエピソードも外せないという話になりまして。夫が「強いて言えば一鬼かな……」とか言うのでバカいえ!と。若干喧嘩になりました。最終話のヴァンパイアの『咳をする母さん/風をまいてへばりついた犬の遠吠えが/ぼくの外套にべったりと/こすってもこすっても三日月の形に落ち込んでいく……』初読の時ガツンと来ました。2015/09/06
青葉麒麟
11
遠野の色んな妖怪のクオリティが高くて吃驚(゜ロ゜)【香上】と【片山】のノリは昭和だわ。2011/12/16
タク
6
うしおって本当に理想の「少年」を体現してるよなあ。ありえないほど高潔な存在2010/11/06
うさみP
5
「白面の者」は九尾の狐だったのですね。まぁ、妖怪モノではお馴染みの大妖怪ですね。弱った白面の者を「守る」潮の母の子孫たち。守るというより、外に出ないように封じていて妖怪たちが勘違いしているような気がする。なまはげに扮して人間に成り代わろうとする邪な猿の妖怪。串刺しの槍の柄に一本立ちをして「おまえはそこでかわいてゆけ」はカッコいい。魂を失えば妖となる。母を思い死と共に闇に帰った異邦の妖の過去が気になる。2015/07/04