感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
29
再読。鎌鼬の編泣ける。十郎なぜに死んだ(T-T)★★★★☆2016/06/01
ぱんちゃん
17
衾(ふすま)の何がそんなに大好きか聞かれたら、迷わず顔と切られた四肢の切断面と言えましょう。だって怖いもん!あんなのが!空の!逃げ場のない!飛行機の!窓から見えたら失神ものですよ。しかもにやっと笑ってんの。歯も所々しかなくて。怖いよ。大好きだよ。そして今巻もうひとつの見所はやはり鎌鼬(かまいたち)十郎です。何回読んでも泣けるんですよね。獣なのに表情豊かで泣かずにはおれないのですよ。あーでも白い髪の女も出てくるし雲外鏡のおんじもでてくるし、どれも大事過ぎて1話も外せません。2015/09/05
青葉麒麟
14
何はともあれ此の巻は【十郎】が主役だと思う。なんてナイーブなんだろう(´Д`)2011/12/12
うさみP
7
片輪の代わりに飛行機を持ち上げるとらがシュール。舞台はまさか遠野へ。敗北の末、二人を付け狙う破戒僧が今後が気になる。人間の微かな善行に触れて和解をするも、行きつくところに行ってしまった鎌鼬。繁栄を続ける田舎の屋敷、その栄華の奥にながきに渡り封じられた座敷童とそれを代々慰撫する白髪の少女。今までの話の流れとテイストが異なり面白かった。潮の励ましの冗談に対して、これからは強く生きると決意を込めて「バカね。」と返すところが印象的。2015/07/04
雪待
7
バディ物として読んでも随一の魅力。変に必殺技みたいな物が出ないのもいい。2015/04/11