小学館文庫<br> センチメントの季節 〈秋の章〉

小学館文庫
センチメントの季節 〈秋の章〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 418p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091928818
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

子どもの頃のピュアな心を失ったと自覚する瞬間。そんな思春期特有の喪失感を、少女たちが「性」を通じて露わにするホンネの気持ちを、独特の感性で描き出した話題作。

▼第1話/「せんせい」▼第2話/反コギト▼第3話/なつかしのメロディ▼第4話/かくれ家▼第5話/「千秋のおもい」▼第6話/「ラブ・イズ・ブラインド」▼第7話/眼鏡▼第8話/電車の男▼第9話/くらいみち▼第10話/降り積む雪▼第11話/世界の終わり▼第12話/重い体▼第13話/プラトニック・ラブ▼第14話/指輪▼第15話/それはとても悲しいこと▼第16話/夢みる頃に▼第17話/遺書▼第18話/それぞれひとり▼第19話/グッド・バイ▼第20話/誰もがそこに ●あらすじ/私立の女子高に勤める男性教師・山口。大学時代の友人からは「うらやましい商売」と言われるが、日々多忙の上、当然生徒に手を出すこともできず、恋愛とは縁遠い生活を送っていた。そんなある日、受け持ちの生徒・佐藤奈美に資料整理を手伝ってもらった山口は、彼女を車で送っていく。その途中、「先生の家に遊びに行っちゃおうかな」と言う彼女をなんとかはぐらかすが、その日から奈美は山口の部屋に繰り返し訪れるようになり…(第1話)。●本巻の特徴/思春期の少女たちが性を通じて体験するさまざまな出来事を、女流作家独特の感性で描き出した話題作。ビッグコミックスペシャル版「秋の章」「二度目の秋の章」を一冊に

秋の章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

6
私立の女子高に勤める男性教師・山口。大学時代の友人からは「うらやましい商売」と言われるが、日々多忙の上、当然生徒に手を出すこともできず、恋愛とは縁遠い生活を送っていた。そんなある日、受け持ちの生徒・佐藤奈美に資料整理を手伝ってもらった山口は、彼女を車で送っていく。その途中、「先生の家に遊びに行っちゃおうかな」と言う彼女をなんとかはぐらかすが、その日から奈美は山口の部屋に繰り返し訪れるようになり…2011/12/17

ソラ

5
【整理・再読】2022/01/03

しば

4
大判も持っているけれどこちらで。女学生と性、秋。かくれ家と、電車の男と、世界の終わり以降が好き。2017/07/05

tgw

2
エロいのに切ない、悲しい。泣けるけどエロい。連載時にはひっそり読んで、単行本では苦しみながら読んで、いま文庫であの頃の切なさを思い出しながら読む。このシリーズは、案外自分の加齢(成長とは言えない…)のプロセスを振り返る契機になってしまう。悪い意味で大人になっちまったこと、単行本で読んでたあの頃の感性の幼さと瑞々しさとを思い、また一段悲しくなる。虚構でありながらリアリティのある、…そんな物語。2011/05/27

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