小学館文庫<br> のたり松太郎 〈3〉

小学館文庫
のたり松太郎 〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091927330
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

怪力粗暴の大男・松太郎は、相撲部屋に入っても向かうところ敵なし! 気は弱いが酒が入ると態度一変の田中クンと共に、今日も土俵狭しと暴れ回る!!

▼第1話/帰郷▼第2話/名コンビ復活▼第3話/わが母校▼第4話/紅しょうがと干しワカメ▼第5話/ライバル(?)誕生!▼第6話/傷心▼第7話/続傷心▼第8話/手負いの獣・松▼第9話/寝酒▼第10話/酔戦夢勝▼第11話/あの二人に危機が▼第12話/戦いすんで日が暮れて▼第13話/飛び出してはみたものの…▼第14話/友情ある説得▼第15話/逃げるが勝ち▼第16話/手に手をとって▼第17話/ああ、ちかれ旅▼第18話/田園の憂鬱●主な登場人物/坂口松太郎(並外れた怪力の持ち主だが、とにかく粗暴な性格の若者。雷神部屋に入門する)、田中清(雷神部屋の新弟子。いつもは気弱だが、酒を飲むと性格が一変する)、南令子(元・中学校教師。松太郎の憧れの女性)●あらすじ/幕下付け出しデビューの場所を全勝優勝で飾った松太郎が、久々に故郷の炭住へ帰ってきた。駅まで出迎えに来た家族はバス停に向かうが、松太郎は金のことは心配するなと皆をタクシーに乗せる。母親のトミは、弟や妹たちに土産のひとつも買ってこないが、ともかく立派に稼ぐまでに成長した息子の姿を見て、そっと涙するのだった…(第1話)。●本巻の特徴/故郷に錦を飾った松太郎は、東京に戻るとさっそく南先生のもとへ会いに行く