出版社内容情報
神の審美眼を持つ男・藤田玲司が、美術界の裏に潜む虚飾に切り込む! ビッグコミックスピリッツ掲載の大人気アートコミックが文庫版で登場!!
▼第1話/レンブラント委員会の挑戦▼第2話/イングランドの根付(ねつけ)▼第3話/ペルシャの秘宝[前編、後編]▼第4話/学芸員物語▼第5話/『道成寺の怪』▼第6話/わが谷は灰色なりき▼第7話/窓際の番人▼第8話/黄金郷(エルドラド)への誘い[前編、後編]▼第9話/五爪の龍▼第10話/上海の青銅▼第11話/呉越相愛●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオ?ナ?)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)●あらすじ/プリンスツアーが企画した“芸術を訪ねる旅”は、7日間でイギリス各地の美術館などをじっくり回るというもの。これに解説役として美術評論家の大谷という男が同行していたが、ツアー客の態度が気に入らない彼は「まったく日本人は…」と次第に嫌気がさしていく。そんななか、大英博物館のソファーに寝そべっている日本人を見つけた大谷が、ついにキレてその椅子を蹴り上げると…(第2話)。●本巻の特徴/なんと、そこに寝ていたのはフジタだった! その後、舞台はある公爵家で行われるハウスセールへ。西洋への傾倒が度を越えて、
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
7
カニチャーハン食べたくなるわぁ…2015/02/03
とんび
1
りざべーしょんプリーズとコラボ。たまには見事に騙されるフジタも良い。2011/06/28
千木良
0
レンブラント本人と区別のつかないほどの、すばらしい出来映えの絵が多数存在する。 それは指紋の有無や顔料の成分の真実なんかより、どれだけすばらしい‶真実〟か……………(レンブラント委員会の挑戦) 2015/12/10
常嶺
0
エルドラドの話が壮大ですごい。 吉岡教授・・・ あとこの巻はなんかいつもより人がいっぱい死んでる気がする。2014/03/20
Pantsel
0
ART.6「わが谷は灰色なりき」、フジタのカニ好きが初めて描かれる。パチンコの景品でカニ缶を手に入れる。スクーターでの帰路、カニチャーハンの事で頭がいっぱい。ART.10「上海の青銅」、本場・上海のカニチャーハンに舌鼓を打つ2013/11/04