出版社内容情報
東西新聞文化部記者・山岡士郎が「食」を題材に大活躍。第24集は、まず2度目のオーストラリア対決。さらに、ご飯をおいしく食べるためのおかずを、材料を限定して作るという、シンプルな「おかず対決」が行なわれる。だがその対決を前に、転んで頭を打った山岡が嗅覚を失うというハプニングが!このピンチを山岡はどう切り抜けるのか…!?
▼第1話/豊穣なる大地(前編)(中編)(後編)▼第2話/栗騒動▼第3話/感動の料理▼第4話/おかず対決(前編)(中編)(後編)▼第5話/キノコの真実▼第6話/柚餅子の縁▼第7話/魔法の毛抜き▼第8話/年越し鴨南蛮▼第9話/努力の和三盆●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員。膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員。山岡と共に「究極のメニュー」を担当する)、海原雄山(名だたる陶芸家、画家であり、「美食倶楽部」を主催する食の探究者でもある。山岡の実父だが、激しく対立する。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を担当)●あらすじ/「究極VS至高」の2度目のオーストラリア勝負のため、山岡たちはサウス・オーストラリアへ向かった。キジ、ハト、仔羊の脳味噌、ウィチェッティ・グラブ(芋虫)など、日本では食べる機会の少ないものを試食してみた結果、山岡が考えついたのは鮫の天丼。オーストラリアでは日常的に食されている鮫を、これまた同国ではもっともポピュラーな飲み物であるビールを使った衣で揚げた、オリジナル天丼だ。一方の海原雄山は、非常に高価な100年物のポート・ワインで作っ