出版社内容情報
血のつながらない兄妹、龍男と陽子は、互いに激しく求め合いながらも、保守党政治家と革命戦士として正反対の道を歩みだす…。男女の愛憎を描き、官僚政治の腐敗に鋭いメスを入れた、社会派コミック!!
▼第1話/大臣の見識▼第2話/バラの贈り物▼第3話/バラの返信▼第4話/東京最前線▼第5話/フィクサー▼第6話/掌中の玉▼第7話/薪能▼第8話/0時すぎのシンデレラ▼第9話/決意▼第10話/陽子奪還!▼第11話/東京の休日▼第12話/鬼頭警備局長の落としまえ▼第13話/料亭「舟木」▼第14話/盗聴▼第15話/高級娼婦●主な登場人物/榊龍男(第2次松下内閣外務大臣で、榊陽子の義兄)、榊陽子(元城東大学全闘委。パレスチナのテロリストグループに属する。日本に戻ってきてからは、裏側から官僚に近づくため、日本政府高官用高級娼館「ローズ・ガーデン」に入った)、寺田徹(通信社・JPプレス社の外信部デスクだったが、圧力によりバンコク赴任を命じられ、それを断って退社。フリージャーナリストとなり、親友である龍男をサポートする)●あらすじ/アラブの富豪・バンダルが経営している高級娼館「ローズ・ガーデン」を訪れた狩野中東課長は、その翌日、アラブ寄りの発言をマスコミに発表した。自身の政策にあえて逆らうような狩野の発言に龍男は怒り、狩野に自宅待機、謹慎を命じる。そして龍男は、背後になにかしらの外圧が働いているのではないかと怪しむ(第1話)。●本巻の
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