小学館文庫<br> 0マン 〈2〉

小学館文庫
0マン 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091922625
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

ヒマラヤ山中の地下都市で暮らし、人間よりあらゆる面で優れた種族・0マン。地球を乗っ取ろうと企む彼らの参謀が、人間界へ攻撃を開始していく…。

▼第26話/脱走者▼第27話/地球よさらば▼第28話/宣言▼第29話/人質▼第30話/死の会議▼第31話/縦穴牢の隠者▼第32話/雪どけ▼第33話/大洪水▼第34話/革命▼第35話/金星のリス人間▼第36話/とらわれたふたり▼第37話/日本の変貌▼第38話/ピット来たる▼第39話/アメリカ基地にて▼第40話/ふたたび日本基地▼第41話/平和使節▼第42話/ブッコ・ワース光線▼第43話/ドンペイがんばる▼第44話/大僧官の最後▼第45話/エピローグ ●主な登場人物/力也(リッキー)(リスから進化した0マンの少年。赤ん坊の頃人間に拾われ、人間の世界で育つ)、田手上博士(0マンの研究をする人間。リッキーの味方) ●あらすじ/0マンが作った電子冷凍機で、ありとあらゆるモノが凍り出し、氷河期状態となってしまった地球。田手上博士は、人間はこれ以上地球には住めないと判断。金星へ脱出するために、盗み出した0マン設計のロケットを製作を急ぐ。一方、悪人・ランプは、田手上博士の人類救出のためのロケット製作を、リッキーの両親(0マン)が手伝っていることを知り、自分専用のロケット制作のために彼らをさらってこようと試みる。そこで、自分のオリに閉じこめているリッキーに、手紙を書か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みのにゃー

5
処分前の再読。戦争では、どちらかが正義でどちらかが悪とは言えない。巨匠から子供へのメッセージがこめられている。0マンはリスを祖先としたリス人間。高度な知性と身体能力を持つ。0マンと人間は分かり合えるのか。1対1くらいなら。2020/06/12

たこい☆きよし

1
とにかく、ストーリーのテンポが速くエピソードの切り替えが速く、目まぐるしい展開が地球規模、宇宙規模のスケール感で活写される。災害、戦争の中でも、人間側、0マン側いずれも一枚岩ではなく、各キャラクターもいいこともすれば悪いこともする、シチュエーションによって敵味方入れ替わる。今回ちょっと驚いたのは、序盤の冷凍兵器暴走による人工氷河期の危機が意外と長いスパンで徐々に進行して、その中でいろいろなキャラクターが行動する群像劇になっている点。今の世界情勢で読むと、今更ながらに考えさせられる。2021/02/09

ゲ2(げっつー)

0
初版1刷2011/11/23

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