出版社内容情報
おんぼろアパ?ト「一刻館」。不良(?)住人に日夜部屋を侵略されても、五代がこのアパ?トに居続けるのは、そこに管理人さんがいるから……。果たして五代の思いは通じるのか。る?みっくワ?ルドの決定版!
▼第1話/秋の罠▼第2話/チャ?ト式恋愛▼第3話/窓辺のスニ?カ?▼第4話/キック・オフ▼第5話/めまい▼第6話/弱虫▼第7話/犬詣で▼第8話/ドッグ・ホリデ?▼第9話/シャボン玉翔んだ▼第10話/陽だまりの告白▼第11話/沈黙は金ヅル▼第12話/発覚▼第13話/ごめんねLUNCH・BOX▼第14話/愛と哀しみの破談▼第15話/菊と積木▼第16話/草葉の陰から▼第17話/逃がしてたまるか!!●登場人物/五代裕作(一刻館住人で現在就職浪人中。管理人さんを一途に想っている)。音無響子(一刻館の管理人で未亡人。かなりのヤキモチやき)。●あらすじ/久しぶりに、三鷹から響子のもとに連絡が入った。「特訓の成果を見せる」という一言に首をかしげる響子だが…(第7話)。▼犬嫌いを克服した三鷹は、きっぱりと見合いを断るために九条邸へと乗り込んだ。だが、一途な明日菜の態度に話を切り出せない。一方、この縁談をなんとかまとめたい三鷹の叔父は、一刻館へ(第8話)。●本巻の特徴/八神が五代に再びアタックを開始する。その直截的な愛情表現に、響子も対抗姿勢をとり、八神は、響子にはっきりした気持ちを確かめようと問いつめる。そして五代は、不景気からアルバイト先の保育園
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
57
リストラされ(この時代はリストラとは言わないだろうが)、響子にそのことが言えない五代。一方、三鷹はやっと犬嫌いも克服し、九条明日菜にも本当気持ちを言って、五代を一歩リードする。このあとの、明日菜の巻き返しと、響子、八神いぶき、明日菜の親たちが絡んで、話をややこしくしていくのだろうか、このあとの9巻、10巻が楽しみだ。2015/06/03
ソラ
30
「夏まではひとりよ」という響子さんの発言もあり、期限は切られたものの五大に気持ちが固まりつつあるところ。のこり2巻が楽しみ。2016/06/22
白い駄洒落王
27
安定の面白さ。いろいろな邪魔が入るから面白くなるのだろうなぁ。現実だったら凄く厭だけど。2014/07/11
kanon
14
物語も、段々とまとめに入ってる雰囲気が出てきた。そうだ。この作品で一番ハッキリしていないのって、響子さんなんだ。男性ふたりはもう既に想いを伝えているっちゃ伝えているしな。だからそこがハッキリすればもうすぐに結婚まで進んでいくわけだが…今度は五代がハッキリしないというか一人前になっていないという問題が出てくる。だから、響子さんは男性ふたりが万全な状態になってから、決めようとしているってわけだ。なんてやつだ笑 でもその中々決められないおかげで、ここまで、浪人生から就職までも物語を読むことができた。感謝感謝。2016/01/23
はるき
11
若くして未亡人になったんだから響子さんが再婚に及び腰なのはしかたがないかもしれない。だがしかし、完全に自分に好ましい状況でないとイヤっていうのは正直ワガママじゃないか?亡き夫を忘れられないという究極の逃げ場があるから救われるけど。女性の嫌な面を正直に描いている。ワガママで不安定で愛に飢えるくせに打算的。響子さんって実は誰よりも女性的だ。2016/03/08
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