小学館文庫<br> カムイ伝 〈15〉 海原の巻

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小学館文庫
カムイ伝 〈15〉 海原の巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 385p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784091920454
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

徳川幕府による厳しい身分制度下、権力の重圧にあえぐ者たち。多彩な人物群と雄大な構想、透徹した歴史観で綴る白土劇画の代表作であるばかりでなく、日本コミック史上に燦然と輝く名作。

▼第1章/その後(1)▼第2章/その後(2)▼第3章/大白州(1)▼第4章/大白州(2)▼第5章/海原●主な登場人物/カムイ(厳しく差別される身分から自由を求めて脱出し、忍びと化した天才忍者だが、現在は忍びの世界から抜け出すべく逃亡中)、正助(優れた知能で社会を改革しようとする農民)●あらすじ/幕府と、イタミ屋の背後にいた夢屋の結託による強引な見分に対して起こった一揆は、大きな犠牲と引き換えに、見分の延期が民衆の手に勝ち取られたことで終結する。その一方、幕府のとった警備の手配も迅速かつ大規模なものだった。そして、幕府側の取調べによって捕えられた多くの人々や、一揆の責任者として名乗り出たゴンたちが迎えた状況は、あまりにも悲惨なものだった……。●その他の登場キャラクター/ナナ(カムイの姉)、苔丸/スダレ(夙谷の住人で、正助の協力者)、ゴン(花巻村の農民)、笹一角(本名は草加竜之進。目付けの陰謀で一門は断絶、その仇を果たした一角の死後、彼の名を名乗っている)、夢屋七兵衛(金の力で権力に対抗しようとする商人)、赤目(カムイの忍びの師匠。忍びの社会から抜け出し、夢屋の商売を助けている)、橘一馬(元目付けの息子)、玄蕃(

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

15
一家に1セットのカムイ伝、これを日本国民の三大義務に付け加えてもよいよ。Eテレで放送中の「戦後サブカルチャー史」に刺激されて再読。んまぁっおもしろかった。非人のカムイ、百姓の正助、武士の竜之進が三つ巴となって回転する大群像劇。作品に色濃くにじむ唯物論的な思想をぬきにしても、いまなお色褪せない物語だと僕は思う。平成の世の中はどうも夢屋七兵衛の時代のようだ。連載開始から半世紀、大河ドラマ化しないかなぁ、できないよなぁ。2014/08/20

カズくん

2
読み終わるのに、5ヶ月かかりました 。最高によかったですね。傑作です。今の若者には良さがわからないかも。 とにかく凄い作品です。二十代に一巻を友人にもらい、感動のあまり、残り14巻をまとめて購入しました。 再読してやっぱりよかった。第二部読みます。2023/04/12

山根正和

2
ああああああああああああああああああああ最後悲惨すぎるうううううううう。 百姓の為に尽力してきた正助が百姓に殺された(?)ってのはつらすぎる。 第一部最終巻なので物事が大きく動きますがなんやかんやで活躍してきた小六の正気が戻りかかってるシーンが一番衝撃だった。ただのおしっこ担当だったのに。 14,15巻とラスト二巻でカムイが全く出てこないし、偽物が出て1,2ページで消えるのが草生える。2013/05/10

ポンくん

1
自宅にあり。では第2部に2021/04/22

うぃ

1
2.0 ええー?ここまで読んで未完てこと?2017/05/31

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