小学館文庫<br> 人間交差点 〈7〉

小学館文庫
人間交差点 〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784091920171
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

川の流れに押し流される小舟のように、「運命」というに波に翻弄される人生。そこには、人と人とが出会うがゆえの、愛や憎しみ、喜びや悲しみがある。そんな人間模様を痛切に描き出した人間ドラマの傑作版。

▼第1話/行方▼第2話/風の消えた街▼第3話/海峡▼第4話/川面▼第5話/蒼き果てにて▼第6話/冬の遊園地▼第7話/煙▼第8話/摩天楼▼第9話/置き去り▼第10話/恩讐▼第11話/輝きの中で●あらすじ/終戦の混乱期に、サハリンで娘・ユリと生き別れた岡田。それから37年の歳月を経て、岡田は自分の娘らしき人物が写った一枚の写真を目にする。彼は娘が生きていることを確信し、矢もたてもたまらず、サハリンへと渡る(第3話)。▼昼は、会計事務所で働き、夜は大学に通う千代子には恋人がいる。彼の名は尚一。同じ大学に通う学生で、昼間は不動産会社に勤務している。だがある日、千代子のもとに、突然警察官が訪れた。尚一が、客から預かった金を持って逃げたというのだ(第5話)。▼可奈は、これから売り出し予定の新進デザイナ?。広告代理店の後押しも得て、念願だった新宿の摩天楼を見渡す部屋に自分のオフィスを構えることもできた。だが、これから売り出そうというその時、可奈は突然病に倒れてしまう(第8話)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaikoma

3
国境の町に住んだ事が有りますが、自由に入出国出来ても対岸は異国なのだと実感しました。数キロの距離で行けない異国が目の前に見えるのに、往来できない苦しさはどんなものか想像が付きません。今の戦争でも50年、100年引き摺る人がいるかもと考えてしまいます。2023/02/23

小太郎

0
読了 2014/05/31

満月-ya

0
★★★☆☆2013/10/15

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