出版社内容情報
男の子のことを始めて意識したのはいつだっけ? おしゃれな先生に憧れたのも、Hな雑誌にドキドキしたのも同じ頃? 小学校編の続編「12歳の季節」、全12章の水色日記。
親友タカ子の初恋物語「乙女の季節」など5本の番外編と、短大生になった優子を描く単行本未収録作品「水色時代を過ぎても『十九歳の地図』」を同時収録。
やぶうち 優[ヤブウチ ユウ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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レディコミに掲載された後日談「水色時代を過ぎても」も載っている貴重な本。個人的に、レディコミとしてはありかな、とは思うけど、水色時代の続編という前提で読んでしまうと、ちょっとギャップを感じるかもしれない。というのも、水色時代は「中学生あるある」をメインにした話なのに、「水色時代を過ぎても」はレディコミ独特の非現実的描写が強いからだ。個人的には作者がネームの用意はしているという多可子verと深雪verも読みたいところだ2011/03/25
チューリップ
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優子が12歳の時のエピソードが中心。番外編のおばあちゃんの話が好きだ。「水色時代を過ぎても」は、絵柄が変わりすぎているのでちょっと違和感があった。掲載紙で好評だったらタカちゃんと北野さんの話も載ったかもしれないそうだが、多分あれはヒロシくんがほとんど出てこないのがマイナスだったんじゃないかと思った。2011/04/11