出版社内容情報
美しき彫刻家・朱夏の愛のネオロマネスク。
大正時代の北軽井沢。駿馬・バシリスを乗りこなす娘がいた。時は流れ、彼女の血を受け継ぐ和泉朱夏(しゅか)は、バシリスの像を作り、富と名声を得る野望を持つ。美しい肉体を武器に孤独な戦いを始める朱夏は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はね
2
さいとうちほさんの漫画、久しぶりに読んだ。10代後半~20代前半にかけて結構読んでいたなぁ…。大正時代、身分を越えた大恋愛の末の悲劇。平成の世の90年代後半、数世代を経てそれぞれ(と、二人の運命に大きく関わった名馬バシリス)の子孫が再び巡り会う。過去の悲恋を現世で叶える、かと思いきや…、で次巻へ。奔放な性格と美貌と度胸で異性を翻弄する人生って、自分の人生からは縁遠すぎるけど、ヒロインとしては楽しんで読めるからまあ、アリか。次巻完結。2016/08/27
末森咲夜
0
ヒロインの生い立ちが強烈。昼ドラのような話ですな…【T図書館蔵書】2009/11/20