小学館文庫 雨無村役場産業課兼観光係 〈第１巻〉

岩本ナオ

小学館（2013/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 16cm
• 商品コード 9784091914675
• NDC分類 726.1
• Cコード C0179

出版社内容情報

「うわさ」の傑作ローカル・コメディー！！

東京で大学を卒業した銀一郎は、故郷のために働こうと故郷の雨無村役場にUターン就職する。地元に戻ることで彼女とも別れ、都会への未練も断ち切って来たはずの銀一郎だが、村ではプライバシーも無く、高校生以上の若者は幼馴染みのメグ、フリーターのスミオと自分の3人だけ。特産も名所もなく過疎化する村の中で、銀一郎は観光係を命じられるが・・・！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[aoneko]

田舎のほのぼのと同級生3人の三角関係が並行して描かれてるのはよくあるけれど、三角関係のベクトルが見事に一方通行なのはちょっと新しいかも。でも、この作者が描くと何でもそれなりに新しく見えるのかも。独特のうまさだなぁ。

2013/11/07

[秋田の読書会「あなたと推し本」(二代目)]

読書会にて紹介された本。まず過疎という社会問題が根底にあるその先に。

2024/08/17

[NOJI]

山岡県か 県北モデル？

2017/12/10

[たも]

岩本ナオは独特でうまいね。銀ちゃんかっこいいじゃないか。

2013/08/11

[公路郎]

Ｕターンふるさと就職ですね。　ドラマの「遅咲きのひまわり」や「県庁おもてなし課」を思わせるけど、よりもっとローカルな自分なふるさとへ積極的に自発的に関わっていくところに好感が持てる。　やっぱ、生まれたところって大事だし、好きなんですよね。きっとだれもが。

2013/07/26