出版社内容情報
80年代インディーズ・ロックバンド伝説。
80年代インディーズ・ロックバンドの雄「スラン」。ボーカルの弘は超わがままだが、歌う才能だけは持っている。コミックバンド「桃色軍団」のドラマー八角を加えて、メンバーの仲は最悪ながら、すごいライブが始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
24
登場人物ひとりひとりの性格が伝わりやすく、それぞれに好きになってしまう。社会人をやりながらロックバンド活動する脇役の大人たちも味わい深いし、ちょい役の厚化粧の強面のおねえさんにも好感が持てるのってすごくないか。弘のような子がほんとに身近にいたら困惑するしかないけれど。それでもほっておけない気がする。古いコミックスを読んでいた当時、水野くんが特に好きだった。人当たりがいいのに割り切っていて、冷たく見えるのに面倒見がよく計算高いのに貧乏くじを引いてしまう複雑な性格。今思えばあのころ既に眼鏡好きだったのですね。2015/12/08
珂音
8
ぶっちゃけ私はロックは好きではなかった。なのにこのマンガは夢中で読んでた。2011/05/07
ちぎもも
3
再読。何故か判らないが、ふと頭の中をよぎった「スラン」というワード憑かれたように本棚や物置をひっくり返して…またはまってしまった!何年たっても・何歳になっても感じる、血騒ぎ・胸苦しいまでの読後感に不滅の名作の確信を持った♪今は作品の発表がなく活動もしていないらしいが…再活動を切に願う…あぁスランの音を聞きたい…2012/04/15