出版社内容情報
文明が滅びて数百年、暴君に支配されたこの国に生を受けた双子、タタラと更紗。“運命の子供”が駆け抜ける、衝撃のジパング伝説!
国を失った朱理(しゅり)は沖縄に戻った。同じ頃、光を取り戻すために更紗も南下する。再会の地、沖縄。そこで二人は、自分たちが造りあげる国のかたちを模索する。そして、南の島から朱理の反撃が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
速水こもみち
19
安里と運天。同じ目的の為にあえて敵同士となる。かっこいい。2017/03/05
せ〜ちゃん
15
★★★★★2012/10/30
まふぃん
15
沖縄が舞台。政治の話にもなってきた。誰が正しいなんて分からない。でも更紗は自分の道を信じるしかないんだろうな。 2016/08/18
ヨダ
9
更紗と朱理の再会はいつも運命的で、特に今回はキラキラしてる。国の形を模索する二人が、沖縄で出会う新しい形。今より我らは敵同士となる、の真実。避けられぬ現実が重い。権威を失っても変わらぬ朱理のカリスマ性が面白い。本当偉そうだよねぇ。2014/08/13
Eri
7
沖縄編も佳境に。更紗と朱里が再会。安里大統領のように国を治めてくれる人がいるのは、とても心強いなあ。イヤなヤツだとばかり思っていた運天知事も、ちゃんと考えがあって悪役に徹していたわけで…… 朱里の見栄の張り方は流石! 最後には人質になってしまった更紗。この先どうなる?!2022/03/19
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